
存在しない線をキャンバスに描く。三瓶玲奈インタビュー
抽象と具象を行き来するように絵画を手がける三瓶玲奈。様々な季節、時間帯に通い、スケッチを繰り返しているある場所の風景から線を引き出し、キャンバスに描くことは可能か。シリーズ「線を見る」より新作ペインティングを発表している彼女に、個展会場のYutaka Kikutake Galleryで話を聞いた。

抽象と具象を行き来するように絵画を手がける三瓶玲奈。様々な季節、時間帯に通い、スケッチを繰り返しているある場所の風景から線を引き出し、キャンバスに描くことは可能か。シリーズ「線を見る」より新作ペインティングを発表している彼女に、個展会場のYutaka Kikutake Galleryで話を聞いた。

放射能の発見から、世界大戦、災害という大きな歴史の現場を舞台に、膨大なリサーチをもとに小説や漫画等様々な方法で作品を生み出す小林エリカ。なぜ物語をつくるのか、そして歴史の中の災厄をいかに語ろうとしているのか、国際交流基金(JF)発行のウェブマガジン『をちこち』最新特集「物語を伝える―災厄を越えて―」からインタビューを紹介する。

2014年には表参道に、2020年に東京・天王洲の「TERRADA Art Complex」のⅠとⅡに新たなスペースをオープンしたMAKI。代表の牧正大にギャラリストとしての意識や、セカンダリーの経験から生まれた自身のスタンスなどをインタビューした。

鎧と人間をテーマに立体や絵画の制作を行い、多様な文化や感情が混ざり合った作品を通じて、現代社会の構造や、人類の歴史において普遍的に受け継がれてきたものを問いかけてきた野口哲哉。鎧兜というモチーフを選択する理由や、多様な制作技法を支えるデッサン力などについてインタビューした。

ストリートカルチャーとアートシーンを接続する活動を展開するアーティスト・コレクティブ、SIDE CORE。青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)にて、ともに活動するグループEVERYDAY HOLIDAY SQUADによる個展「under pressure」のディレクションを行い、青森の土地や歴史についてのリサーチをもとに新作を発表した。メンバーの高須咲恵、松下徹、西広太志と映像制作を担当する播本和宜に、展覧会の担当学芸員が聞いた。

Tシャツを1枚のキャンバスととらえ、自由な発想から生まれたデザインを公募するUT GRAND PRIX (UTグランプリ)。2005年にユニクロの主催でスタートしたこのコンペティションが、今年はスヌーピーでお馴染みの「ピーナッツ」をテーマに募集を開始した。UTGPの概要を紐解くとともに、第1回の受賞者のひとりである花井祐介に話を聞いた。

この10年間、中国の科学技術力は爆発的な速度で発展してきた。とくにテクノロジーとアートの融合は、新しい中国社会を実現する要として、各分野から大きな期待が寄せられている。そこで中国のメディア・アートを牽引し、「中国のチームラボ」とも評される「Blackbow」のJOEに、テクノロジーとアートの可能性を問うた。

1970年代後半から80年代にかけて流行った「シティポップ」と呼ばれる音楽ジャンルが改めて注目されている。その代表作のひとつ、大滝詠一のアルバム『A LONG VACATION』のジャケットのイラストを手がけたのが永井博だ。作品集の刊行も続く永井に、自身の作品を入れ替えながら常設展示するFMCD Gallery Studioで話を聞いた。

世界三大叙事詩に数えられるインドの『マハーバーラタ』。かつてパパ・タラフマラを主宰し、舞踊や演劇、パフォーミングアーツという枠組みを超えた表現で国際的に活動を続ける小池博史が、2013年から制作を続けてきた同作品の完全版を2021年8月に発表する。演出を務める小池、舞台美術を手がけるアーティストの栗林隆、衣装を担当するデザイナーの浜井弘治に話を聞いた。

今年5月に公益社団法人経済同友会の「スポーツとアートの産業化委員会」が発表した「アート産業活性化に向けたエコシステムの構築」。これは国内のアート産業の現状と課題を分析しつつ、今後の活性化に向けた8つの提言をまとめたものだ。共同委員長である秋田正紀(松屋取締役社長執行役員)と山口栄一(アートパワーズジャパン代表理事)に、提言について話を聞いた。

新型コロナウイルスの感染拡大や権威主義政権の台頭により、アーティストの芸術的表現の自由はますます危機的状況に陥っている。表現の自由の権利を保護し、世界中のアーティストを支援するために立ち上げられたプロジェクト「Artists at Risk Connection」(ARC)のディレクターらに、アジアのアーティストの現状や近年の検閲事件について話を聞いた。

約40年の歴史を持つ滋賀県立近代美術館(1984年開館)が今年6月、「滋賀県立美術館」として新たに開館を迎えた。この新しい美術館を率いるのが、新ディレクター(館長)として就任した保坂健二朗だ。開館を直前に控えたタイミングで、保坂に今後の展望を聞いた。

京都の艸居アネックスを会場に、「白」と題するグループ展が開催されている。素材も表現方法も異なる8名の作家が手がけた白の作品を展示し、白が空間につくり出す無限性や白の概念にもとづく内面性が提示されている。本展参加作家のうち、浜名一憲と尹煕倉にインタビューを行った。

Akio Nagasawa Galleryの銀座と青山の2会場で個展が開催中の宮島達男。銀座ではデジタルカウンターを模したバーを壁面にかける新作オブジェを、青山では手描きの数字をデジタルフォント化した新作ドローイングを発表する。宮島に銀座会場でインタビューを行った。

現代芸術振興財団が主催するアートアワード「CAFAA賞」。「CAFAA賞2020」のファイナリストにはAKI INOMATA、金沢寿美、 田口行弘の3名が選ばれた。ファイナリストが都内で開催される個展に向けて作品を制作。6月1日より東京・六本木のピラミデビル4階にて開催される各作家の個展を経たのち、最終選考にてグランプリ1名が選ばれる。ファイナリストに選ばれた金沢寿美に、制作について話を聞いた。

6月に新たなフラッグシップギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」をオープンさせたNANZUKA。渋谷と心斎橋のPARCOにある「2G」や、中目黒の「3110NZ by LDH Kitchen」なども手がけ、既存の枠組みを超えたかたちで存在感を放っている。代表の南塚真史にこれまでの歩みや、ギャラリストとして大切にしていることなどを聞いた。

小説『零の晩夏』を2021年6月25日に上梓した映画監督の岩井俊二。絵画ミステリーとも呼ぶべきジャンルの新作を手がけたきっかけのひとつとして、装画を手がけたアーティスト・三重野慶の絵画との出会いがあったという。岩井俊二と三重野慶の対談を取材した。

日本の伝統工芸の染織技術と脳科学の世界で研究が進められる錯視効果への興味から、「制御とズレ(Controlled and Uncontrolled)」をテーマにグリッドペインティング行う川人綾。工芸と科学という要素を絵画で融合させる試みについてインタビューを行った。

50周年を迎えたマンガ『ドラえもん』。その原画を拡大することで「絵」として『ドラえもん』を鑑賞するという書籍『THE GENGA ART OF DORAEMONドラえもん拡大原画美術館』が発売中だ。これを機に、「THE ドラえもん展」にも参加した経験を持つアーティスト・山口晃が『ドラえもん』の原画と向き合った。

メガギャラリー・ペース社長兼CEOのマーク・グリムシャーらによって設立された新たな体験型アートセンター「Superblue」が、5月20日にアメリカ・マイアミにオープン。同センターの特徴や、コロナ禍において鑑賞者が体験型アートに対する需要の変化などについて、その共同設立者兼CEOのモリー・デント・ブロックルハーストにインタビューを行った。