INTERVIEW

裕福だからアートコレクターになるわけではない。「Collectors’ Collective」展に集った新世代のアートコレクターたちが語る

コレクターが所有作品を展示するのみならず、コレクター注目のアーティストが新作を展示販売するという形式で注目を集めた「買える!アートコレクター展 Collectors’ Collective vol.1」(2019〜20、MEDEL GALLERY SHU)。同展を企画したコレクター、コバヤシマヒロ、柵木頼人、HIROと、7月9日より開催されるvol.2に参加する熊野尊文の4人に集まってもらい、コレクターの喜びや日々の苦労を語ってもらった。

INTERVIEW

デザインが新たな思考と方法を生み出す。クリエイションギャラリーG8で個展開催の菊地敦己インタビュー

亀倉雄策の生前の業績をたたえ、グラフィックデザインの発展に寄与することを目的として設立された「亀倉雄策賞」。2020年、その第22回の受賞者に選ばれたのがグラフィックデザイナー・菊地敦己だ。この受賞を記念し、東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で「菊地敦己 2020」が開催される。同展の展示やグラフィックデザインの果たす役割について菊地に聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

PREMIUM

彫刻家として追い求めるブレイクダンスの移動性。小畑多丘インタビュー

B BOY(ブレイクダンサー)をモチーフとした木彫作品で知られる小畑多丘。自身もダンサーとして活動し、身体の動きや物質の移動性への興味から生まれるその作品は、立体からドローイング、写真や映像まで多岐にわたる。なぜブレイクダンスなのか、ダンスがいかに制作と接続しているのかを聞いた。

INTERVIEW

リソグラフがつなぐ「同路上性」のアーティストたち。FL田SHインタビュー

東京・外苑前のオルタナティブスペースを中心に展開されるアートプロジェクト「FL田SH(フレッシュ)」。現在、渋谷パルコの「OIL by 美術手帖」では、FL田SHのディレクションのもとデジタル印刷機「リソグラフ」による作家33組のアートプリントを展示販売する展覧会「RISO IS IT」が開催中。FL田SHの吉田尚弘と高田光に、リソグラフの魅力やストリートカルチャーとの関係を聞いた。

INTERVIEW

#あつまれどうぶつの森 に世界初のバーチャル美術館を開館。木木美術館のオンライン戦略とは?

北京798芸術区にある私設美術館・木木美術館(M WOODS)は、Nintendo Switchのゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」でバーチャル美術館を開いた世界で最初の美術館だ。コロナ禍における美術館のオンラインでの取り組みについて、同館の共同創設者である晚晚(ワンワン)に聞いた。

INTERVIEW

絵画における主題、そして演劇性と物質性の探求。サーニャ・カンタロフスキーインタビュー

モスクワ出身でニューヨークを拠点に世界的に活躍するサーニャ・カンタロフスキーは、絵画のみならず、多様なメディアを用いながら、絵画や彫刻の可視性の実験を行ってきた。アジア圏での初個展となる「Paradise」展のために来日した作家に、本展で発表された新作の木版画や絵画作品について、また作品をめぐる思索について話を聞いた。

INTERVIEW

デジタルとアナログのはざまで生みだすイメージ。ジョナサン・チャプリンインタビュー

ニューヨークを拠点とする若手ペインター、ジョナサン・チャプリンのアジア初となる個展が、東京・渋谷のNANZUKAで開催された。ディスプレイ上で3Dシミュレーションしたイメージを絵画として描く独自の手法を追求してきた作家に、技法とメディア、デジタル時代の表現について聞いた。

INTERVIEW

モトーラ世理奈が見る「オラファー・エリアソン」展。サステナブルな未来への視点

モデル・女優として活躍するモトーラ世理奈が、『美術手帖』6月号「新しいエコロジー」特集の表紙巻頭ヴィジュアルに登場。撮影が行われた「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展や、主演を務めた映画『風の電話』について語ったインタビューとともに、アザーカットをお届けする。

INTERVIEW

FBIやCIAも注目する「知覚の技法(The Art of Perception)」とは何か? 主宰のエイミー・ハーマンが語る

FBI、CIA、アメリカ陸海軍、国土安全保障省、警察、医療従事者など国家の安全、公衆衛生の専門家をはじめとし、幅広い業種に従事する人々を対象に、アートを介して観察力を向上させる「知覚の技法(The Art of Perception)」というプログラムが開催されている。本プログラムを主宰するエイミー・ハーマンに話を聞いた。

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震災を経た「なおす」行為の変遷をたどって。青野文昭インタビュー

1990年代から「なおす」をテーマとして、廃棄物や拾得物を用いた表現を続けてきた青野文昭。生まれ育ち、現在も活動の拠点とする仙台で開催された個展では1000平方メートルあるフロア全体をダイナミックに使った作品空間をつくり上げた。初期の作品から東日本大震災以降の新作まで、本展の担当キュレーターが話を聞いた。

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対話によって掘り進める新たな彫刻のかたち。Nerholインタビュー

「VOCA展2020」の大賞を受賞した、田中義久と飯田竜太によるアーティスト・デュオ、Nerhol(ネルホル)。3分間連続撮影した肖像写真を200枚重ねたものに彫刻を施す「Misunderstanding Focus」シリーズをはじめ、レイヤーを用いた手法で、時間や存在のゆらぎを様々な媒体で提示してきた。これまでの活動と今後の展望をふたりに聞いた。

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審査プロセスと受賞後のサポートが作家を成長させる。アーティストのためのコンペ「TOKYO MIDTOWN AWARD」に注目

東京ミッドタウンが、デザインとアートの2部門で2008年より開催しているコンペティション「TOKYO MIDTOWN AWARD」。賞を授与することだけで終わるのではなく、「アーティストのためのコンペティション」を目指し、アートコンペのグランプリ受賞者をハワイ大学でのアーティスト・イン・レジデンス・プログラムへ招聘するなど、受賞後も長期的にアーティストを支援する点が特徴となっている。同コンペの歩みや意義を、プロジェクト・ディレクターを務める東京ミッドタウンの井上ルミ子、2017年のグランプリ作家・金子未弥、2019年のグランプリの井原宏蕗の3人の話から紐解いていく。

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baanaiが描く無数の「ARIGATOU GOZAIMASU」とその先の未来

コム・デ・ギャルソンの服、DM、バッグなどにカリグラフィを基本とするアートワークが起用され、以後、目覚ましい活躍を続けるアーティストのbaanai。3月31日まで個展が開催中の伊勢丹新宿店メンズ館2階「ART UP」で、ライブペインティング終了後に話を聞いた。

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日比野克彦と描く日本の美術の未来。三越コンテンポラリーギャラリーの挑戦

現代アートに特化したギャラリー「三越コンテンポラリーギャラリー」が、3月18日に三越日本橋本店にオープンする。こけら落としとなる展覧会は、東京では久しぶりとなる日比野克彦の個展「Xデパートメント2020」だ。なぜいま、三越が現代アートのギャラリーを始めるのか。そして、日比野克彦は何を仕掛けるのか。日比野と、現代ア―トの専任担当である石川嵩紘に話を聞いた。

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バリー・マッギーが目指す世界とは? バリー・マッギー×和多利浩一対談

多岐にわたる素材・技法を取り入れ、アメリカ・サンフランシスコを拠点に活動するアーティスト、バリー・マッギー。その最新の個展「ポテト・サック・ボディ」が、3月28日までペロタン東京で行われている。2007年にワタリウム美術館で日本初個展を開催して以来、バリーの制作姿勢にはどのような変化が起きたのか? 来日したバリーと、親交があるワタリウム美術館代表・和多利浩一が語り合う。

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