INTERVIEW

コロナ禍でも止めない、美術館を拠点にしたコミュニティづくり。「とびらプロジェクト」の現在とこれから

2012年に東京都美術館と東京藝術大学の連携事業として始まった「とびらプロジェクト」。毎年一般市民から「アート・コミュニケーター(愛称:とびラー)」を40名ほど公募し、アートを介したコミュニティを形成するプロジェクトだ。いま、10期「とびラー」が募集されている。これまでの成果と展望、そしてコロナ禍でのオンラインの活用などについて、プロジェクトを率いる東京藝術大学美術学部の伊藤達矢特任准教授と、東京都美術館のアート・コミュニケーション係長を務める稲庭彩和子学芸員に話を聞いた。

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夜、歯を磨きながらアートを見る喜び。「Collectors’ Collective OSAKA」に集った新世代のアートコレクター鼎談

コレクターが所有作品を展示するのみならず、コレクターが推薦するアーティストの新作を展示する「買える!アートコレクター展 Collectors’ Collective」が初めて関西で開催されている。この展覧会にコレクターとして参加する播磨勇弥、有田啓、吉田昌哉の3人に集まってもらい、コレクターとしての喜びや、地方でいかに作品を見て集めているのかを聞いた。

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「平成美術」展参加者座談会。異世代から見た平成の美術とは?

平成の美術は、アーティストにとってはどのようなものだったのか。1月23日より京都市京セラ美術館の新館・東山キューブで行われる展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」の参加作家のなかから、美術の世界に関わるようになった時期の異なる松蔭浩之(Complesso Plastico)、中ザワヒデキ(人工知能美学芸術研究会[AI美芸研])、梅津庸一(パープルーム)、李晶玉(突然、目の前がひらけて)といった4名に、それぞれの体感を通して、この30年の美術の特徴と「平成美術」展での展示について、語ってもらった。

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ペインティングは無限の情報を圧縮する。桑久保徹インタビュー

桑久保徹の公立美術館における初の個展「A Calendar for Painters without Time Sense. 12/12」が茅ヶ崎市美術館で開催されている。展示されているのは、美術史に輝く巨匠の人生を1枚の画面に表現し、12枚でつづった「カレンダーシリーズ」。制作を通じて感じたペインティングの可能性について、桑久保に聞いた。

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「心地よい絵」を目指しコロナ時代を歩む。会田誠インタビュー

2020年11月6日にグランドオープンを迎えた角川武蔵野ミュージアム。ファインアートに加えてサブカルチャーや民俗学までを網羅するこのミュージアムの2階ロビーで「コロナ時代のアマビエ」プロジェクトがスタートした。6名のアーティストが2ヶ月ごとに作品を発表するプロジェクトだ。第1弾の作品を発表した会田誠に話を聞いた。

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半生をかけて未来に伝える描くこと、生きること。黒田征太郎インタビュー

1939年に大阪に生まれ、長友啓典と設立したデザイン事務所K2で多くのポスターや広告を制作し、壁画制作やライブペインティングなどへと活動の領域を広げていった黒田征太郎。80歳を超えたいまもなお、描くことを軸に旺盛な活動を続けている。黒田の半生を振り返るとともに、描き続けたからこそ見えてきたものとは何かを聞いた。

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絵画で追い求める身体。soh souenインタビュー

神宮前のキャットストリートに位置するギャラリーThe Massで、アーティスト・soh souen(ソー・ソウエン)の個展「ささやかな叫び A Modest Scream」(11月21日〜12月27日)が開催中だ。それぞれの作品のコンセプト、表現に込めた思いなどを聞いた。

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写文家・朝左拉(チョウゾラ)初の油彩画展が銀座で開催へ。写真、詩、夢のイメージが混在した作品に込められた思いとは?

中国天津出身のアーティスト、朝左拉(チョウゾラ)はこれまで写真と文学を組み合わせた「写文(しゃもん)」というスタイルで作品を発表してきた。11月30日から銀座第7ビルギャラリーで開催される個展「Black Dreams」では、今年の4月から2ヶ月間、雲南省大理州の「大理シーツ工場芸術区」に招かれて行なった滞在制作で、初めて挑戦したという油彩画作品を発表する。現在は中国の広西という地で、ミャオ民族の撮影を続けている彼にリモートで話を聞いた。

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身体という闇を照らし出す一筋の線。川内理香子インタビュー

食への関心を起点としたドローイングやペインティング作品を手がける川内理香子。初のドローイング作品集『Rikako Kawauchi drawings 2012-2020』の刊行を記念し、渋谷パルコの「OIL by 美術手帖」とWAITINGROOMで個展が同時期開催される。川内に、食や身体への関心、そして制作のあり方について聞いた。

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いま、ヘルムート・ニュートンを振り返る意味とは? 映画『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』監督インタビュー

今年生誕100年を迎えたファッション写真の巨匠、ヘルムート・ニュートン。その人生と作品を、12人の女性の視点から紐解くドキュメンタリー映画『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』が12月11日よりBunkamuraル・シネマ、新宿ピカデリーほかにて全国順次公開される。本作公開にあたり、監督のゲロ・フォン・べームにいまこの時代にヘルムート・ニュートンを振り返る意味を聞いた。

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藤原ヒロシ インタビュー。カルチャーと呼応するアートを見つめる

1980年代の日本のクラブ・カルチャー黎明期よりDJとして活躍し、90年代には「裏原」と呼ばれる、日本のストリート・カルチャーの隆盛をつくりあげた藤原ヒロシ。音楽やファッションのみならず様々な文化のディレクションを担い、世界中に多くのフォロワーを生んできた。ニューアルバム『SLUMBERS 2』の発表を機に、藤原がこれまでいかなるアートに触れ、どのようにとらえてきたのかを中心に話を聞いた。

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テクノロジーで社会を拡張するアートとは。KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展 参加アーティスト・市原えつこインタビュー

来年度開催される国際的な文化・芸術の祭典「KYOTO STEAM―世界文化交流祭―2022」。そのコアプログラム「KYOTO STEAM 2022国際アートコンペティション」のスタートアップ事業として、今年度7名のアーティストが企業・研究機関とコラボレーション制作した作品等を展覧するのが、京都市京セラ美術館で開催される「KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展」だ。同展に参加するアーティスト・市原えつこに、これまでの活動や、発表する作品について聞いた。

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場所や時間にとらわれない思考のプラットフォームを構築する。ラクス・メディア・コレクティブインタビュー

ヨコハマトリエンナーレ2020のアーティスティック・ディレクターを務める、ラクス・メディア・コレクティブ。それぞれの役割や表現形態を固定せず、様々なアプローチをしてきた彼らは、横浜の地で、そして新型コロナウイルスの脅威のなか、どのように企画をつくってきたのか。ヨコハマトリエンナーレ2011、2017でアーティスティック・ディレクターなどを務めた三木あき子が聞いた。

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コロナ禍で大規模国際展はいかにつくられたのか。ヨコハマトリエンナーレ2020企画統括・木村絵理子に聞く

国内外から67組のアーティストが参加する「ヨコハマトリエンナーレ2020」は、新型コロナウイルスの影響が色濃いなかで準備を進め、7月17日の開幕に成功した。企画統括を務める横浜美術館主任学芸員の木村絵理子に、コロナ禍でいかに大規模国際展が開かれたのか、そして伝えていきたい経験は何かを聞いた。

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ゲルハルト・リヒターをモデルにした理由とは? 映画『ある画家の数奇な運命』監督、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクに聞く

世界的なアーティスト、ゲルハルト・リヒターをモデルにした映画『ある画家の数奇な運命』が10月2日にロードショーされた。監督は『善き人のためのソナタ』で知られるフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。本作制作の背景などについて話を聞いた。

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