
「ここにいないが存在している」ものたちのための音楽劇。相馬千秋が見たウラ・フォン・ブランデンブルク「Chorsingspiel」
エスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催中のドイツ人アーティスト、ウラ・フォン・ブランデンブルクによる個展「Chorsingspiel」。演劇の世界に強い愛着を持つフォン・ブランデンブルクの日本初個展を、相馬千秋がレビューする。

エスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催中のドイツ人アーティスト、ウラ・フォン・ブランデンブルクによる個展「Chorsingspiel」。演劇の世界に強い愛着を持つフォン・ブランデンブルクの日本初個展を、相馬千秋がレビューする。

ゲームや遊びを軸に、これまでにない分野横断型アーティスト・クリエイターの発掘・育成・グローバルチャレンジなどを支援する複合プロジェクト「ars●bit(アーソビット)」が今年より本格始動。そのキックオフイベントとして、シンポジウム「アート×ゲームの新時代──〈遊び〉と〈芸術〉の根源をめぐって」が渋谷の404 Not Foundで3月16日に開催される。

第52回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年1月号の「ベルリン」では、「ベルリン・アート・ウィーク」の「パフォーム!」や、その一環として開催されたアイザック・チョン・ワイの「慎重な落下」展(ツィルバーマン・ギャラリー)、そしてティノ・セーガルの「この喜び」展(サンスーシ宮殿ノイエ・カンマー)を取り上げる。これらパフォーマンスのイベント・展示からどのような潮流が読み取れるのか。河内秀子が考察する。

葛飾北斎が描いた略画による人物や動物などのモチーフを紹介する展覧会「略画 ― はずむ筆、おどる線 ―」が、⻑野県の北斎館で開催される。会期は4月12日〜5月18日。

第14回
日本全国にあるミュージアムが販売するオリジナルのミュージアムグッズ。編集部がとくに気になるものを館ごとにピックアップしてご紹介する。

第51回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年1月号の「ロンドン」では、昨年開催されたエブキ「アースバウンド・オークニー」展と、ホリー・ハーンドン&マット・ドライハースト「ザ・コール」展を取り上げる。考古学によるアートプロジェクトとAIとの協働の可能性を探るプログラム、一見正反対に見えるこれらの展覧会に共通する視点とは何か。橘匡子が論ずる。

第27回
都市近郊のインフラストラクチャーや工業製品、それに付随する風景の奥行きに着目し、主に3DCGアニメーションを用いて仮構の映像世界をつくり出す藤倉麻子。制作活動の根源である「日当たり」と「予告」をテーマにした新作個展を開催した作家に、作品の背後にある思索と、多岐にわたる諸実践について話を聞いた。

1960年代に注目された錯視や錯覚を引き起こす美術の潮流「オプ・アート」。北海道・旭川の北海道立旭川美術館で、このオプ・アートを展示する「動く?飛び出す!不思議な絵画 オプ・アート展」が開催されている。会期は3月16日まで。会場の様子をレポートする。

3年以上におよぶ大規模改修工事を経て、全面開館を迎えた横浜美術館。2020年から同館館長を務める蔵屋美香に、現代のあるべき美術館像を聞いた。

第1回
草間彌生の新作シリーズ「毎日愛について祈っている」を多角的に紐解く新たなシリーズ。その第一弾では、松本市美術館の学芸員で、20年以上にわたり草間芸術に向き合ってきた澁田見彰氏が執筆。草間彌生の故郷とのつながりを起点に、幼少期の体験から現在進行形の新作シリーズまで、草間の創作の軌跡をだどり、その深遠な芸術観と祈りを込めた作品の魅力に迫る。

岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称「TARO賞」)。その第28回の受賞者が発表された。

第12回
アートとテクノロジーの領域で新しい価値創造に取り組む企業体「NEORT」。2024年6月にToshi(髙瀬俊明)、NIINOMI、中田宜明による新体制となってから、より活動の幅を広げている。今回は、NEORTが運営するデジタル・アート専門のギャラリー「NEORT++」内で、ToshiとNIINOMIのふたりに話を聞いた。ブロックチェーン、デジタル・アート、NFTとの関わりや今後の展望は? Adam byGMOがお送りする、スペシャル・インタビュー。(PR)

神奈川県⼤和市・海⽼名市・座間市・綾瀬市の連携によって行われるこのプロジェクト「ある⽇」。その展覧会企画が、座間市役所(2⽉21⽇〜3⽉2⽇)と海⽼名中央公園・ビナウォーク(2⽉21⽇〜28⽇)などで開幕した。飯川雄大、金川晋吾、キュンチョメの3組のアーティストが参加している。

第26回
人や植物などの「移動」をテーマに、写真や紙の積層を彫刻することで、時間と空間の多層的な探求を行ってきたアーティストデュオ、ネルホル。千葉市美術館での個展に際し、制作の方法論、写真と彫刻の関係、そして作品に潜む時間性について話を聞いた。

チェルフィッチュと藤倉大が手がけた音楽劇『リビングルームのメタモルフォーシス』が、3月1日にアマノ芸術創造センター名古屋で上演される。岡田利規が描く独自の世界観と、藤倉大の音楽が融合した新たな舞台芸術を提示する作品となる。

東京・九段にある「kudan house」(旧山口萬吉邸)を舞台に開催されているアートイベント「CURATION⇄FAIR Tokyo」。その第2部となるアートフェア「Art Kudan」がスタートした。会期は2月24日まで。

第11回
アートディレクターとしてウェブデザインや映像制作を多数手がけながら、ジェネラティブ・アート作品も次々と生み出す、qubibiこと勅使河原一雅。アーティストとしての出発点や、NFT作品を発表し続ける理由、現在のNFTをどう見ているかなど、話を聞いた。Adam byGMOがお送りする、スペシャル・インタビュー。(PR)

アートを通じて鹿嶋市など5市のまちづくりを進める「カシマ・アート・プロジェクト」が始動。第1弾として、J1鹿島アントラーズのホームである茨城県立カシマサッカースタジアムで、アーティスト・藤元明のプロジェクト「ソノ アイダ」による壁画が公開される。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家、ジオ・ポンティ(1891〜1979)の回顧展「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。会期は3月19日~ 3月31日。