MoMA、アジアの美術館と初の包括的協力へ

香港のM+とニューヨーク近代美術館が初めての包括的な協力を結び、新たな覚書を締結した。両館は、キュレーション研究、保存、プログラム共有、専門職の発展など、現代アートの発展に向けた協力を深めることを目指している。

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第50回

WORLD REPORT「ニューヨーク」:アイデンティティ・ポリティクスの時代に「与えすぎない」作品が示すもの

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年1月号の「ニューヨーク」では、ニューヨーク近代美術館で開催された「トーマス・シュッテ」展と、ケイト・ワーブル・ギャラリーの「クリストファー・チアパ:眺めのいい部屋」展を取り上げる。作家のアイデンティティを中心に据えた展覧会が常態化しているニューヨークで、新たな潮流が見え始めたのか。國上直子が考察する。

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「ギヨーム・ブレッソン、ヴェルサイユ」展に見る、フランス具象絵画の現在地

ヴェルサイユ宮殿で、現代具象画家ギヨーム・ブレッソン(Guillaume Bresson)を招いた展覧会が開幕した。ブレッソンは1982年南仏トゥールーズ生まれ。米国ニューヨークを拠点に活動し、油絵の古典技法を追求した表現で社会の光と影を描く。西洋絵画の過去と現在のまなざしの交錯について、現地からリポートする。

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