第28回TARO賞は岡本太郎賞に仲村浩一、敏子賞に齋藤玄輔

岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称「TARO賞」)。その第28回の受賞者が発表された。

岡本太郎賞を受賞した仲村浩一

 岡本太郎の精神を継承した岡本敏子によって創設され、毎年、自由な発想で芸術の新しい側面を切り開くアーティストを顕彰してきた「岡本太郎現代芸術賞」(通称「TARO賞」)。その第28回の受賞者が川崎市岡本太郎美術館で発表された。

 これまで、小沢剛山口晃、風間サチコ、梅津庸一、キュンチョメ、サエボーグ、檜皮一彦などのアーティストたちを発掘してきたTARO賞。今回は579点(前回621点)の応募のなかから以下24名が入選した。

 井下紗希、IWACO、大岩美葉、神村あづさ、木原健志郎、黒田恵枝、齋藤玄輔、斎藤翼、陳昱如、土田祐加、どばしほのか、仲村浩一、西野萌黄、英ゆう、濱本菜花、前田明日美、増田充高、丸山千香子、武藤攝、毛利華子、望月章司、矢成光生、山下茜里、山田歩。

岡本太郎美術館にて、審査員と入選者ら

 そのなかから、岡本太郎賞を受賞したのは仲村浩一、岡本敏子賞を受賞したのは齋藤玄輔だ。審査員は例年通り椹木野衣、山下裕二、和多利浩一、平野暁臣、土方明司の5名が務め、仲村には賞金200万円が、齋藤には100万円が贈られた。

編集部

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