茨城・鹿嶋市を舞台としたアートプロジェクト「カシマ・アート・プロジェクト(KAshima Art Project)」(以下、KAAP)が、茨城県立カシマサッカースタジアでの壁画制作からスタートする。

KAAPはJリーグ・チームの鹿島アントラーズと、まちづくりを行う株式会社KX、アート・コンサルタントのDART株式会社によるプロジェクト。地域密着型クラブである鹿島アントラーズとKXは、これまで拠点とするホームタウン5市(鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市)の行政、企業、団体、地域住民と連携しながら、まちづくりのための活動を展開してきた。KAAPは、この地域の枠組みを超え、国内外のアーティストとともに行政、企業、団体などとともにプロジェクトを推進していくものだ。

KAAPはプロジェクトの第1弾として、現代美術家・藤元明によるプロジェクト「ソノ アイダ」による「ソノ アイダ#カシマスタジアム」を開始。ソノ アイダはこれまで都心の空き物件・解体予定建物などで様々な試みやアーティストたちの活動の場を生み出してきた。本プロジェクトではカシマスタジアムを舞台に、アートプロジェクトやレジデンスプログラムを計画。ここで産み出されたアート作品でスタジアムを彩っていく。

- 1
- 2