PREMIUM

世界が騒然。トップ辞任にまで発展した大英博物館の収蔵品盗難スキャンダルを追う

1753年にオープンし、ロゼッタストーンやラムセス2世像など重要な文化遺産を筆頭に、人類誕生から現在までを伝えるおよそ800万点もの収蔵品を誇る大英博物館。そんな世界に名だたるミュージアムがいま、コレクションの紛失、盗難のスキャンダルで揺れている。博物館による最初の発表から、メディアによる新たなスクープ、それがきっかけで起きたトップの辞任、今後予想される展開までを含めて時系列で振り返る。

INSIGHT

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カプワニ・キワンガによる新作インスタレーションとたどる、CAPCボルドー現代美術館50周年

フランスでもっとも古い公立の現代アートセンター兼美術館のひとつである「CAPCボルドー現代美術館」が、今年創立50周年を迎える。2020年にデュシャン賞受賞、来年のヴェネチア・ビエンナーレでカナダ館代表にも選ばれたカプワニ・キワンガによる大型インスタレーションとともに、同館の歴史をリポートする。

NEWS / REPORT

野又穫が描く建造物はいかに解釈することができるのか。小池一子、五十嵐太郎、藤村龍至が語る

現在、東京オペラシティアートギャラリーで画家・野又穫による個展「野又 穫 Continuum 想像の語彙」が開催中だ。空想の建造物を描くことで、現実と非現実の境界をキャンバス上に表現する野又の作品について、クリエイティブディレクターの小池一子、建築史家の五十嵐太郎、建築家の藤村龍至の3名にインタビュー。様々な視点から野又本人やそれらの作品について話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

PREMIUM

第3回

「アール・デコ」と「未知なるもののデザイン」──テクノロジーはどのような装いをしてきたのか?

「デザイン史」の視点から現代における様々なトピックスを考える連載企画「『デザイン史』と歩く現代社会」。テーマごとに異なる執筆者が担当し、多様なデザインの視点から社会をとらえることを試みる。第3回は、デザイナーでリサーチャー、ライターの青山新が1920〜30年代に興ったデザイン様式「アール・デコ」について「SF映画」を切り口に考察。現代におけるデザインの事例もあわせて紹介し、テクノロジーがどのような姿で表現されてきたかについて論じる。

FUJI TEXTILE WEEK 2023が開催。伝統織物産業と現代美術が織りなす、国内唯一の「布の芸術祭」

山梨県富士吉田市を会場に開催される「FUJI TEXTILE WEEK」。その3回目として、国内外アーティストによるテキスタイルをテーマにした「アート展」と、産地の歴史に触れるアーカイヴ展示などを行う「デザイン展」の2つを組み合わせた「FUJI TEXTILE WEEK 2023」が開催される。会期は11月23日〜12月17日。

NEWS / EXHIBITION

アートを通じてシャブリの魅力を再発見。「シャブリワインアートアワード」が伝えるその歴史と革新

ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)が開催する、アート公募展「When Pure Chablis meets Art シャブリワインアートアワード」。シャブリワインのピュアな魅力を伝えるアーティストたちの作品にかける思いや、審査のなかで見えてきたシャブリの魅力に迫る。

SPECIAL / PROMOTION

身近で遠い「身体」をデジタルテクノロジーで問う。東京都が設置する「SusHi Tech Square」で「わたしのからだは心になる?」展が開催

東京都が推進する「Sustainable High City Tech Tokyo = SusHi Tech Tokyo」の一環として、8月30日、東京・丸の内にオープンする「SusHi Tech Square」。本施設の1階で、8組のクリエイターによる第1期展覧会「わたしのからだは心になる?」展がスタートする。

NEWS / REPORT

没後30年を超えて、そのデザインを読み解き直す。「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」が世田谷美術館で開催へ

1960年代以降のデザイン界において、世界的に高い評価を受けたデザイナー・倉俣史朗の詩情あふれるデザインを読み解き直す展覧会「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」が東京都世田谷区の世田谷美術館で開催される。会期は11月18日〜2024年1月28日。

NEWS / EXHIBITION