ライカカメラジャパンは、メディアアーティスト・落合陽一の写真展「晴れときどきライカ」をライカギャラリー東京とライカギャラリー京都で開催する。会期は東京が9月1日〜10月29日、京都が9月2日〜10月29日。
落合陽一は1987年生まれ。現在筑波大学准教授、京都市立芸術大学客員教授。2010年ごろより作家活動を始め、境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開してきた。2019年に写真集『質量への憧憬』を発表。近年では「情念との反芻」(ライカプロフェッショナルストア東京、 2019、「燐光する霊性」(六本木ヒルズヒルサイド2F、2019)、「未知への追憶」(渋谷マルイMODI、2020)、「おさなごころを、きみに」(東京都現代美術館、 2020)、「遍在する身体,交錯する時空間」(日下部民藝館、2022)、「裸性と身体性」(北村写真機店、 2022)など精力的な活動を見せている。
今回、落合はライカギャラリー東京では「晴れときどきライカ ── 逆逆たかり行動とダダイズム」、そしてライカギャラリー京都では「晴れときどきライカ ── 質量への憧憬、ラーメンは風のように」と題した個展を同時開催。“晴れときどきライカ”という自身の日常を描き出すフレーズを軸に、作品が展開される。
会場ではキャプションのQRコードを読み取ることで、写真の見え方が大きく変わる仕掛けも施されているため、会場に足を運んでほしい。