
油絵の中のヴェネチア? バンクシーが新作《Venice in oil》を発表
覆面アーティスト・バンクシーが、自身のInstagramで新作を発表した。タイトルが《Venice in oil》とされる本作には、どのようなメッセージが込められているのか?

覆面アーティスト・バンクシーが、自身のInstagramで新作を発表した。タイトルが《Venice in oil》とされる本作には、どのようなメッセージが込められているのか?

2010年に開廊し、2015年よりの神楽坂に拠点を移したMaki Fine Arts。代表の牧高啓は、80年代生まれの若手ギャラリストとして、多くの展覧会を手がけてきた。白川昌生のような日本の現代美術史において重要な位置にあるベテランアーティストから、豊嶋康子、荻野僚介、末永史尚といった確かな評価を得てきた中堅、池田衆、加納俊輔などの新しい世代を扱い、その名前を国内外に認知させてきた。また、アレックス・ダッジなど海外アーティストも紹介している。Maki Fine Artsのギャラリーオーナーである牧高啓に、アーティストとともに歩んできたこれまでの道のり、そして今後の展望について聞いた。

現在、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の長編ドキュメンタリー作品『あなたの顔』とショートフィルム『光』が、台北の光点華山電影館で上映されている。これにあわせて、同館ではツァイ監督による絵画展も同時開催中。会期は5月31日まで。

東京国立近代美術館と山口周(独立研究者・著作家・パブリックスピーカー)の共同開発によるビジネスパーソン向けプログラム「Dialogue in the Museum」がスタートする。山口の特別講義を織り交ぜたワークショップ形式の同プログラムは、今後年3回ほどの開催を予定しているという。初回は6月22日。

約40人の建築家・美術家による、20世紀以降のアンビルト(未完)建築に焦点を当てた建築展が国内を巡回中だ。建築の不可能性に着目することで、その潜在力を考察する本展を、建築家・美術家の砂山太一がレビューする。

師弟関係にあるピーター・ソールとエリック・パーカーの2人展が、東京・渋谷のNANZUKAで開催される。会期は6月1日〜7月6日。

昭和陶芸を代表するひとり、北大路魯山人の没後60年を記念する展覧会「没後60年 北大路魯山人 古典復興 -現代陶芸をひらく-」が、愛知県の碧南市藤井達吉現代美術館で開催されている(~6月9日)。本展は愛知展の終了後、千葉市美術館に巡回する。千葉展の会期は7月2日〜8月25日。

東京・上野の国立西洋美術館で、「モダン・ウーマン―フィンランド美術を彩った女性芸術家たち」展が開催される。本展では、フィンランド国立アテネウム美術館のコレクションから、ヘレン・シャルフベックら7名の女性芸術家を紹介する。会期は6月18日〜9月23日。

シンガポールのチャンギ国際空港に新たにオープンした大型複合施設「ジュエル・チャンギ・エアポート」で、チームラボの作品《呼応する森 / Resonating Forest – Shiseido Forest Valley at Jewel Changi Airport》が毎日18時〜27時に展示されている。会期は2020年4月1日まで。

賞金総額1億3000万円という世界最高額の賞金を授与することで発表時から注目を集めていた「野村アートアワード」。そのエマージング・アーティスト賞受賞者が京都にて発表された。

演劇ユニット・Port Bを主宰する高山明によるプロジェクト「マクドナルドラジオ大学」をご存知だろうか? 2017年、フランクフルトのマクドナルドで実現されたこのプロジェクトが、六本木アートナイト2019において、日本の店舗で初めて開講されることになった。高山がこのプロジェクトを通じて何を伝えようとしているのか?

約3年にわたる休館を経て、今年3月29日にリニューアル・オープンを迎えた東京都現代美術館。そのリニューアル第1弾として6月16日まで開催中の企画展が「百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」だ。1910年代から現在まで、100年にわたる日本の美術について、編集的な視点で新旧の表現をとらえるとともに、独自の創作を展開した「編み手」である作家たちの実践として、同館コレクションを核に再考するという本展を太田市美術館・図書館学芸員の小金沢智が論じる。

5月14日にサザビーズ・ニューヨークで行われた印象派と近代美術イヴニング・セールで、クロード・モネの代表作のひとつである《積みわら》が、1億1070万ドル(約122億円)で落札され、モネと印象派のオークションにおける過去最高額を記録した。

東京・六本木のサントリー美術館で、「遊びの流儀 遊楽図の系譜」展が開催される。本展では、美術作品に多く描かれてきた「遊び」に注目し、双六やカルタ、舞踊、ファッションの変遷を追うほか、近世初期の「遊楽図」における名品を展示。会期は6月26日〜8月18日(展示替えあり)。

イギリス・ロンドンのデザインミュージアムにて、スタンリー・キューブリックの活動を振り返る展覧会「Stanley Kubrick: The Exhibition」が行われている。会期は4月26日〜9月15日。

5月25日に開幕する「六本木アートナイト2019」。そのプレプログラムとして、カート・パーキシーによる周遊型パブリックアート《レッドボール・プロジェクト》が行われている。展示期間は5月20日から26日まで。

ジェフ・クーンズの作品が、現存作家として過去最高額となる約100億円で落札されるなど、ますます加熱するアートマーケット。この世界にフォーカスしたドキュメンタリー映画『アートのお値段』が8月よりユーロスペースほかにてロードショーされる。

今年6月にリニューアル・オープンを果たす愛知・豊田市美術館。これを記念し、同館のコレクションで構成する大規模な展覧会「世界を開くのは誰だ?」が開催される。本展にはシーレ、フォンタナ、熊谷守一、塩田千春、金氏徹平、会田誠らによる作品や、新収蔵品を含めた約150点が一堂に会する。会期は6月1日〜30日。

昨年に第21回岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)で、岡本太郎賞を受賞したアーティスト、さいあくななちゃん。今回、その副賞として東京・南青山の岡本太郎記念館で作品の展示を行う。会期は6月5日〜23日。

大山エンリコイサムは、独自のモチーフである「クイックターン・ストラクチャー」を用いる作品で大きな注目を集めるアーティスト。そんな大山の新作・近作を紹介する個展「VIRAL」が、山梨の中村キース・ヘリング美術館でスタートした。ライブペインティングも披露された本展で大山が見せるものとは何か?