TARO賞受賞作家、さいあくななちゃんが岡本太郎記念館で新作を特別展示。会期中には公開制作も

昨年に第21回岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)で、岡本太郎賞を受賞したアーティスト、さいあくななちゃん。今回、その副賞として東京・南青山の岡本太郎記念館で作品の展示を行う。会期は6月5日〜23日。

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 昨年、第21回岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)で岡本太郎賞を受賞したアーティストのさいあくななちゃん。今回その副賞として、東京・南青山の岡本太郎記念館で作品の展示が行なわれる。

 さいあくななちゃんは1992年生まれ、2015年から都内を中心に個展を開催。絵画制作のほか、ミュージシャンとのコラボレーションやグッズ提供も手がけるなど、その活動は多岐にわたる。

 TARO賞受賞作は、約1600点の絵画作品や日用品で空間を埋め尽くすインスタレーション《芸術はロックンロールだ》。今年2月には、学生時代から現在にいたるまで、6年間の作品や自伝を詰め込んだ画集『芸術ロック宣言』(DLEパブリッシング)を刊行した。

 本展では新作《生きる》の公開制作を行い、完成した作品も見ることができる。さいあくななちゃんは本展に寄せて「太郎さんVSしましょう。私も私を生きて私が思う芸術をぶちかまして死んで天国でまたいつかあなたと」とコメント。気鋭のアーティストと岡本太郎の遺した熱量の対決に、期待が高まる。

さいあくななちゃん

編集部

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