寺田倉庫が新進アーティストの⽀援を目的に設立した現代美術のアワード「TERRADA ART AWARD 2021」。そのファイナリスト5組が決定した。
このアワードは、同社が世界のアートシーンでプレゼンスを発揮できる才能を⾒出すために設立したもの。アワードの対象は展⽰発表歴が1年以上10年未満のアーティストで、絵画または平⾯、彫刻など⽴体、インスタレーション、映像、写真、パフォーマンスなど⾝体表現、⾳または⾳楽、などすべての媒体が含まれている。
今回は、国内外1346組の応募のなかから、川内理香子、久保ガエタン、スクリプカリウ落合安奈、持田敦子、山内祥太の5組のファイナリストが選出。その作品群は、今年12月10日~23日の期間、寺田倉庫イベントスペースで開催される「TERRADA ART AWARD 2021 ファイナリスト展」にて発表される。
ファイナリストには、最終審査員を務める片岡真実、金島隆弘、寺瀬由紀、真鍋大度、鷲田めるろによる各審査員賞とともに、それぞれ300万円が授与。各審査員賞はファイナリスト展にて発表され、加えて来場者の投票によるオーディエンス賞1組(賞金100万円)も決定する。