
リー・キット展「僕らはもっと繊細だった。」が原美術館でスタート。淡い色彩で表現されるデリケートな心象風景とは
アジアのアートシーンを牽引するリー・キットの個展「僕らはもっと繊細だった。」が、東京・品川の原美術館でスタートした。本展を開催するにあたって、同館で約2週間の滞在制作を行ったというリー。独特の建築空間と歴史を持つ同館で、どのような作品を展開するか注目が集まっている。その見どころをお届けする。

アジアのアートシーンを牽引するリー・キットの個展「僕らはもっと繊細だった。」が、東京・品川の原美術館でスタートした。本展を開催するにあたって、同館で約2週間の滞在制作を行ったというリー。独特の建築空間と歴史を持つ同館で、どのような作品を展開するか注目が集まっている。その見どころをお届けする。

香川・丸亀の猪熊弦一郎現代美術館前の野外作品が12日に破損された問題に次いで、神戸・六甲山で開催中の「六甲ミーツ・アート芸術散歩2018」で、屋外に展示されている立体作品が破壊されたことがわかった。いずれも人為的な破壊と見られる。

福島市の教育施設「こむこむ館」前に設置されたヤノベケンジの巨大作品《サン・チャイルド》の撤去が18日、始まった。作業は20日までに完了予定だという。

日本美術院の創立120年を記念し、東京・広尾の山種美術館にて「[企画展] 日本美術院設立120年記念 日本画の挑戦者たち ―大観・春草・古径・御舟―」が開催されている。会期は9月15日〜11月11日。

重要文化財4点を含む、選りすぐりの能装束や能面が集まる「林原美術館所蔵 大名家の能装束と能面」展が、東京・渋谷区立松濤美術館で開催される。会期は10月6日~28日(前期)、10月30日〜11月25日(後期)。

「美術への挑戦 1960’s–80’s:秘蔵されていたアート・ブック」が、うらわ美術館で開催される。同館珠玉のコレクションである「本をめぐるアート」が見せる世界とは? 会期は11月17日〜2019年1月14日。

上海アートシーンを牽引するアートフェアである「ウエストバンド・アート&デザイン」と「アート021」が、出展ギャラリーのリストを発表した。オオタファインアーツ、タカ・イシイギャラリーなど日本のギャラリーを含む約100の世界トップクラスのギャラリーが集まり、優れた現代美術を紹介する。会期は11月8日〜11日。

真言密教の拠点のひとつとして、歴史の表舞台で重要な役割を果たしてきた京都・醍醐寺。平安時代から近世に至る醍醐寺の歴史と美術をたどる「京都・醍醐寺展 ー真言密教の宇宙ー」展が、東京・六本木のサントリー美術館で9月19日よりスタート。その内容をレポートで紹介する。

世界を代表するアートコレクターとして知られる前澤友作が大胆なプロジェクトを発表した。2023年にアーティストらとともに月へ向かう「#dearMoon」とは?

アートを日常生活に取り入れることを目指したアートフェア「Selected Art Fair 2018『蒐集衆商』」が東京・表参道のスパイラルガーデンで開催される。会期は10月20日〜28日。

近代日本画の父・狩野芳崖と、4人の高弟である岡倉秋水、岡不崩、高屋肖哲、本多天城の通称「芳崖四天王」。知られざるその人と画業を紹介する「狩野芳崖と四天王」展が、東京・六本木の泉屋博古館分館で開催される。会期は9月15日〜10月8日(前半)、10日〜28日(後半)。後半には《悲母観音》など狩野芳崖の傑作も展示される。

東京・本郷のトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)の企画公募プログラム「OPEN SITE」が今年も開催。285企画の応募のなかから選出された作品を含め、11の企画が実施される。会期は11月24日〜12月24日(Part 1)、2019年1月12日〜2月11日(Part2)。

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。彫刻から建築、エッセイ集まで、『美術手帖』10月号に掲載された注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

時計ブランド・グランドセイコーが、今年4月のミラノデザインウィークで発表したインスタレーション「THE FLOW OF TIME〉」東京のpolygon青山で展示。本展はDESIGNART TOKYO 2018(10月19日〜28日)の公式プログラムのひとつとして行われる。会期は10月20日〜27日。

プロダクトデザイナー・深澤直人のディレクションによる展覧会「民藝 MINGEI -Another Kind of Art」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。会期は11月2日〜2019年2月24日。

身近な画材を使い、ミニマルでユーモラスなドローイング作品を制作する平山昌尚の個展「カード|Card」が、東京・目白のTALION GALLERYで開催される。会期は10月6日〜11月4日。

写真や新聞を細密に描いた鉛筆画などで知られる画家・吉村芳生の展覧会「吉村芳生 超絶技巧を超えて」が、東京ステーションギャラリーで開催される。600点以上の作品で吉村の全貌を紹介する本展は、中国・四国地方以外の美術館では初の個展となる。会期は11月23日〜2019年1月20日。

9月13日、マリーナ・アブラモヴィッチの巨大なポートレイトがミラノ、ニューヨーク、ロンドン、香港の世界4都市に出現。これは、10月11日より上海・余徳耀美術館(ユズ・ミュージアム)で開催される展覧会の告知としてグッチが発表したものだ。

画家/映像作家の石田尚志が個展「絵と窓の間」を、六本木のタカ・イシイギャラリー東京で開催する。本展では、石田の長期にわたる1枚のタブローへの描画行為が、やがて展示空間全体へと波及していく様子を記録した新作のドローイング・アニメーションが公開される。会期は10月20日~11月17日。

アーツ千代田 3331で「WHY Tokyo Biennale? 東京ビエンナーレ2020構想展」が開催される。本展は「東京ビエンナーレ2020」の構想と企画プランを紹介するとともに、1970年の「日本国際美術展」の資料展示等を行うもの。会期は9月22日~10月14日。