皆川明、遠山正道など、クリエイティブ業界の目利きが選ぶアート。スパイラルでアートフェア「蒐集衆商」が開催へ

アートを日常生活に取り入れることを目指したアートフェア「Selected Art Fair 2018『蒐集衆商』」が東京・表参道のスパイラルガーデンで開催される。会期は10月20日〜28日。

青木良太 熔岩手銀瓷茶碗 2017

 アートを日常生活に取り入れることを目指し、美術作品を気軽に買えるアートフェアとして昨年リニューアルした「Selected Art Fair 2018『蒐集衆商(しゅうしゅうしゅうしょう)』」。昨年は1万人を超える来場者を記録したこのフェアが今年も東京・表参道のスパイラルで開催される。

 「蒐集する悦び」「コレクションの魅力」にフォーカスし、クリエイティブ業界屈指の目利きや、現代美術のギャラリーがセレクトした美術作品や骨董、本、工芸などを展示・販売する本フェア。「蒐集衆商」というタイトルには、蒐集を愉しむ衆(=目利き・コレクター)による商いであり、ショーであるという意味が込められている。

2017年のフェア会場風景

 セレクターは、木田隆子(エル・デコ ブランドディレクター)、小林恭+マナ(設計事務所ima)、住吉智恵(アートプロデューサー、ライター)、遠山正道(株式会社スマイルズ 代表取締役社長)、matohu(デザイナーの堀畑裕之、関口真希子)、皆川明(minä perhonen 代表、デザイナー)の6組。

 また今年は、東京、愛知、大阪、愛媛など前・後期で全国よりギャラリーが集結。国内外の作家による現代美術作品をはじめ、古美術、希少な北欧工芸など、暮らしになじむ多種多様なアートピースが会場を彩る。

ルーシー・リー 白釉花器 1960年代

 アートの初心者からコレクターまで、幅広い層が楽しめるこのフェアで、アートが身近にある暮らしの一歩を踏み出してはいかがだろうか。

編集部

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