前澤友作、アーティストとともに月へ。「#dearMoon」プロジェクトを2023年に実行

世界を代表するアートコレクターとして知られる前澤友作が大胆なプロジェクトを発表した。2023年にアーティストらとともに月へ向かう「#dearMoon」とは?

公式サイトより

 いまや世界を代表するアートコレクターのひとりとなったスタートトゥデイ代表の前澤友作は、これまでバスキアの123億円での落札や、長谷川等伯筆の重要文化財《烏鷺図屏風(うろずびょうぶ)》の収蔵など、様々なトピックで話題を集めてきた。

 そんな前澤が9月18日、これまでにない壮大なプロジェクトを発表した。「#dearMoon」と名付けられたこのプロジェクトは、イーロン・マスクが設立したSpaceX社による完全再利用型次世代ロケットBFRを利用し、2023年に月へ向かうというもの。前澤自身に加えて、画家、音楽家、映像作家、ファッションデザイナーなど、クリエイティブな分野で活動する人々が1週間の宇宙滞在に加わるという。

 前澤はこのプロジェクトについて、公式サイトで「私たちには、想像力と創造力があります。まだ一度も見たことのないような夢を見ることができるかもしれない。歌ったことのないような歌が歌えるかもしれない。描いたことのないような絵が描けるかもしれない。このプロジェクトが皆さまの夢を拡げるきっかけになることを願っています。地球を代表するアーティストと共に、皆さまより少しだけお先に月に行ってきます」とコメント。

 どのようなアーティストが参加し、どのような作品を制作することになるのか。今後の動向に注目したい。

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