舘鼻則孝が個展「Beyond the Vanishing Point」で新作を発表。日本屈指の刀匠とのコラボレーションも

レディー・ガガ専属のシューメイカーとして脚光を浴びて以来、多様な表現活動を行ってきた舘鼻則孝。今回、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで開催される個展「Beyond the Vanishing Point」では、代表作であるヒールレスシューズ、ヘアピンシリーズの新作のほか、日本屈指の刀匠として知られる河内國平とのコラボレーションにより制作された彫刻作品を見ることができる。会期は10⽉20⽇〜12⽉1⽇。

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曾我蕭白や高橋由一、原田直次郎も。「藝大コレクション展」で日本美術の名品を通覧する

上野の東京藝術大学大学美術館で「藝大コレクション展 2018」が開催されている。本展では、曾我蕭白や高橋由一、原田直次郎など、日本美術を代表する作家の名品に加えて、柴田是真《明治宮殿千種之間天井綴織下図》のお披露目が行われる。会期は11月11日まで。

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第6回

シリーズ:これからの美術館を考える(6) ブロックバスター展は善か、悪か

5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日本の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。第6回は、約5年間国立新美術館で共催展に携わり、現在は金沢21世紀美術館で学芸員を務める横山由季子による寄稿をお届けする。

抽象画の禅師、蘇笑柏(ス・シャオバイ)の日本初個展。兵庫県立美術館で発表された新作が示す美学とは?

10月12日、抽象画家、蘇笑柏(ス・シャオバイ)の初日本個展「無時無刻―いつ、いかなる時も―蘇笑柏展」が、西日本最大級の展示スペースを誇る兵庫県立美術館でスタートした。noizが設計した展示空間と蘇が独特な素材を用いて制作した作品がコラボレーションする展示を、レポートで紹介する。

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カプーアの新作個展が招く、おおいたの多様な文化。「おおいた大茶会」をレポート

大分県全域を舞台に11月25日まで開催中の「おおいた大茶会」とは、第33回国民文化祭・おおいた2018、そして第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会の総称だ。そのリーディング事業として別府で行われる「アニッシュ・カプーア in BEPPU」を筆頭に、「おおいた大茶会」の取り組みの一部をレポートで紹介する。

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クリムトは47点が来日。ウィーン世紀末文化を包括的に紹介する「ウィーン・モダン」展の内容が明らかに

19世紀末から20世紀初頭にかけて独自の文化が開花したウィーン。グスタフ・クリムトやエゴン・シーレらが活躍したこの黄金期と世紀末美術が誕生するまでの過程に焦点を当てた「ウィーン・モダン」展が2019年4月24日より国立新美術館で開幕する。

NEWS / HEADLINE

MADSAKIが確立した自身の哲学。言葉遊びのペインティングで表現するアイデンティティとは?

東京とニューヨークを拠点とするアーティスト・MADSAKIの新作個展「MADSUCKY WUZ HERE 2018」が、麻布のカイカイキキギャラリーで開催されている。本展では、MADSAKIが自身のリアルな感情と正面から向き合うべく、過去に現実逃避のために生み出した想像上の会話を掘り起こす作業から展開。ジョークや語呂合わせを用いながら、自身のアイデンティティおよび表現方法について再考した作品が並ぶ。会期は10月20日まで。

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日本美術のスペシャリスト・山口桂がクリスティーズジャパン代表取締役社長に就任。老舗オークションハウスの今後について聞く

世界2大オークションハウスのひとつ、クリスティーズ。その日本法人であるクリスティーズジャパンの代表取締役社長に、東洋美術部門インターナショナル・ディレクターでシニア・バイス・プレジデントの山口桂が就任した。これまで数々のセールを手がけてきたスペシャリストは、日本でこの老舗オークションハウスをどこに導くのか? 本人に話を聞いた。

INTERVIEW

京都芸大資料館収蔵品の声に耳をすます。砂山太一評:田村友一郎「叫び声/Hell Scream」

京都市立芸術大学の150年におよぶ歴史を、同大学芸術資料館のコレクションからたどる「京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品活用展」として、田村友一郎による展覧会「叫び声/Hell Scream」が開催された。土地や歴史のリサーチを通して、独自にコンテクストを見出し物語を紡ぐ作風で知られる田村が、本展でみせた手腕とは。同大学特任講師を務め、作家、研究者としても活動する砂山太一が読み解く。

REVIEW

川島小鳥がモノクロで写し取った、素の尾野真千子。新作写真集『つきのひかり あいのきざし』の出版記念展が開催

写真家・川島小鳥の新作写真集『つきのひかり あいのきざし』の出版記念展が、東京のGALLERY MoMo Ryogokuで開催される。本著は、女優・尾野真千子とともに台湾と奈良を旅し、共有した時間を、自身初となるモノクローム写真で収めたもの。会場では、写真集に収録されなかった作品も見ることができる。会期は10月20日~11月18日。

NEWS / EXHIBITION

200年を超える歴史を持つシャンパーニュ・メゾン「ペリエ ジュエ」が気鋭のアーティストとコラボレーション。作品を東京で世界初披露へ

1811年にエペルネに創立したシャンパーニュ・メゾン、ペリエ ジュエがイギリス人アーティスト、ベサン・ローラ・ウッドとのコラボレーション作品を「DESIGNART TOKYO 2018(デザイナート・トーキョー2018)」で世界初披露することが決定した。会期は10月19日〜28日。

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