「アートと笑いの境界線」はどこにある? 会田誠やしりあがり寿らが参加するイベントが横浜で開催

放送作家・倉本美津留が主宰するイベント「アートと笑いの境界線」が2月2日、横浜市開港記念会館にて開催される。数々の人気番組を世に輩出するほか、お笑いライブも主宰してきた倉本が、様々な分野で活躍するアーティストとともに、アートと笑いの交わりを探究する。参加者は、会田誠、ジャルジャル、しりあがり寿、千原徹也。

「アートと笑いの境界線」キービジュアル

 『ダウンタウンDX』や『M-1グランプリ』など、数々の人気お笑い番組を手がけるほか、演出家やミュージシャンなど、その活動は多岐にわたる。近年では、アートの新しい楽しみ方の提案をテーマに、「アーホ!展」「~アー!!ット叫ぶアート~大Ah!!rt展」など、展覧会のプロデュースも行っている。

 そんな倉本が、アートと笑いの関わりを探究する本イベントは、「笑いが生まれる場」「笑いとアートが交わる場」「アートが生まれる場」の3部で構成される。

 第1部は、お笑いコンビ・ジャルジャルと倉本による、即興コント。シュルレアリスム作品の手法の一つ「優美な死骸」から着想を得ており、その場で発された言葉を題として掲げ、新作コントを披露する。

 

ジャルジャル

 第2部は、さらにデザイナー・千原徹也のほか、AKI INOMATA、青田真也、LEE KAN KYO、田中偉一郎など現代作家らが加わり、トークセッションが開かれる。

 第3部は、会田誠としりあがり寿が登場し、トークとパフォーマンスが繰り広げられる。テーマも行き先も設けられておらず、すべてが未知数なこのイベントでは、まっさらな場から作品が生まれる瞬間を目の当たりにするだろう。

会田誠 AIDA Makoto Courtesy Mizuma Art Gallery

 笑いとアートが出会い、それぞれの交差点や境界線が明らかになることで、それぞれの新たな楽しみ方が見つかる一日限りのイベント、ぜひ足を運んでほしい。

編集部

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