『ダウンタウンDX』や『M-1グランプリ』など、数々の人気お笑い番組を手がけるほか、演出家やミュージシャンなど、その活動は多岐にわたる。近年では、アートの新しい楽しみ方の提案をテーマに、「アーホ!展」「~アー!!ット叫ぶアート~大Ah!!rt展」など、展覧会のプロデュースも行っている。
そんな倉本が、アートと笑いの関わりを探究する本イベントは、「笑いが生まれる場」「笑いとアートが交わる場」「アートが生まれる場」の3部で構成される。
第1部は、お笑いコンビ・ジャルジャルと倉本による、即興コント。シュルレアリスム作品の手法の一つ「優美な死骸」から着想を得ており、その場で発された言葉を題として掲げ、新作コントを披露する。
第2部は、さらにデザイナー・千原徹也のほか、AKI INOMATA、青田真也、LEE KAN KYO、田中偉一郎など現代作家らが加わり、トークセッションが開かれる。
第3部は、会田誠としりあがり寿が登場し、トークとパフォーマンスが繰り広げられる。テーマも行き先も設けられておらず、すべてが未知数なこのイベントでは、まっさらな場から作品が生まれる瞬間を目の当たりにするだろう。
笑いとアートが出会い、それぞれの交差点や境界線が明らかになることで、それぞれの新たな楽しみ方が見つかる一日限りのイベント、ぜひ足を運んでほしい。