夏休みは美術館へ! ドラえもんから絵本ミュージアムまで、注目の展覧会をピックアップ【大人も子供も楽しめる編(2)】

夏休みはアウトドアや芸術祭だけではなく、美術館へ展覧会を見に行くのも楽しみのひとつ。日本各地で開催されている展覧会のなかから、編集部が注目する展覧会を地域ごとにピックアップ! 第5弾は子供も大人も一緒に楽しめる展覧会に注目し、首都圏以外の展覧会を紹介する。

INSIGHT

夏休みは美術館へ! 恐竜から「あそびのじかん」まで、注目の展覧会をピックアップ【大人も子供も楽しめる編(1)】

夏休みはアウトドアや芸術祭だけではなく、涼しい美術館へ展覧会を見に行くのも楽しみのひとつ。日本各地で開催されている展覧会のなかから、編集部注目の展覧会を地域ごとにピックアップ! 第4弾は子供も大人も一緒に楽しめる展覧会に注目し、首都圏の展覧会を紹介する。

INSIGHT

「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」、名古屋市長が《平和の少女像》の撤去を要請

8月1日に開幕した「あいちトリエンナーレ2019」。その出展作家である「表現の不自由展・その後」の展示作品のひとつ《平和の少女像》に対し、名古屋市長・河村たかしが展示の中止と撤去を要請した。これに対し、同芸術祭の芸術監督・津田大介は、行政の過剰な介入は「検閲」に当たると反論している。

NEWS / HEADLINE

陶とガラスがつくる花園。田嶋悦子の個展「花咲きぬ」が石川県能登島ガラス美術館で開催中

1980年代半ばに注目を集めた新進の若手女性作家「超少女」のひとり、田嶋悦子。大規模な陶のインスタレーションや、陶とガラスを組み合わせた立体作品を手がけてきた作家の90年代から現在までの軌跡をたどる個展「田嶋悦子 花咲きぬ」が、石川県能登島ガラス美術館で開催中だ。会期は7月13日~9月29日。

NEWS / PROMOTION

「情」でつながるアート。津田大介による「あいちトリエンナーレ2019」に注目

国内外から90組以上のアーティストが参加する芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」が開幕した。愛知芸術文化センターを中心に、新たな会場を含む名古屋・豊田エリアで展開される今回。ジャーナリスト・津田大介が芸術監督を務める意味は、どのように芸術祭のなかで発揮されたのか? そのなかから一部を会場別にピックアップして紹介する。

NEWS / REPORT

フレームを超えた新たなマンガ体験。塚田優評 尾焼津早織「ハイパーフレーミング・コミック」展

1995年生まれの尾焼津早織は、自らの造語である「ハイパーフレーミング・コミック」という手法を用いた新たな表現を模索している。ページというフレームがない自由なコマ構成による静止画のマンガと、カメラワークを組み合わせた映像作品は、マンガのシステムを問い直し、「読む」という体験の新たな可能性を引き出そうとする。3作品を展示した個展を、視覚文化評論家の塚田優が論じる。

REVIEW

「ミュシャと日本、日本とオルリク」が千葉市美術館で開催。チェコ出身のふたりの版画家と日本をめぐる物語とは?

チェコ出身のふたりの版画家、アルフォンス・ミュシャとエミール・オルリク。ジャポニズムの時代に出発した両者の作品に光を当て、グラフィックを舞台に展開した東西の影響関係を検証する展覧会「ミュシャと日本、日本とオルリク」が、千葉市美術館で開催される。会期は9月7日〜10月20日。

NEWS / EXHIBITION

港まちで音楽とアートに出会う。「アッセンブリッジ・ナゴヤ 2019」現代美術展に碓井ゆい、青崎伸孝、折元立身らが参加

名古屋の港まちを舞台に、今年で4回目を迎えるフェスティバル「アッセンブリッジ・ナゴヤ」が今年も開催される。同フェスティバルは音楽とアートの2つを柱に、公演や展示に加えてワークショップや公募によるレジデンス・プログラムなど多彩なプログラムを開催。会期は9月7日〜11月10日。

NEWS / EXHIBITION

身体はどこから来て、どこへ行くのか。contact GonzoとYCAMバイオ・リサーチによる展覧会が開催へ

山口情報芸術センター[YCAM]で、同館が立ち上げたバイオテクノロジーを模索するプロジェクト「YCAM バイオ・リサーチ」とアーティスト集団contact Gonzoによる展覧会「wow, see you in the next life./過去と未来、不確かな情報についての考察」が開催される。会期は10月12日~1月19日。

NEWS / EXHIBITION

未来に向けて問う技術と人間のいま。エキソニモインタビュー

1996年に結成された、千房けん輔と赤岩やえによるエキソニモ。インターネット黎明期から世界中のメディア・アーティストとコミュニケーションをしながら、人間と技術の関係を問う作品を発表し続けてきた。今年3月にはWAITINGROOMで個展「LO」を開催、8月1日からのあいちトリエンナーレでの作品公開も控えている。現在までの道のりと、2015年にニューヨークに拠点を移したことによる変化、そして今後の展望を聞いた。

INTERVIEW

言語とイメージを問う、ヴィデオ・アート草創期の実践。長谷川新評 ケティ・ラ・ロッカ「Appendice per una supplica」展

1960〜70年代のイタリアで活動した女性アーティスト、ケティ・ラ・ロッカ。ヴェネチア・ビエンナーレ開催中のイタリアでは、トリノにて近年国際的に再評価される彼女の個展が開催された。ヴェネチア・ビエンナーレで発表された代表作を中心とした本展を、インディペンデント・キュレーターの長谷川新がレビューする。

REVIEW