第5回せんだい短編戯曲賞を受賞した『タイトルはご自由に。』を再創作。武蔵野美術大学の卒業生らによる劇団「チーム夜営」とは?

武蔵野美術大学の卒業生を中心に結成された劇団「チーム夜営」による『タイトルはご自由に。リバース』が、東京・京浜島のBUCKLE KÔBÔで上演される。上演期間は10月25日〜27日。

『タイトルはご自由に。』より
 地球のみなさんお久しぶりです。お元気ですか?  地球から2000人の人間の脳を搭載したトウモロコシ型の星間調査機が発射された。101番目に目覚めた女の任期は100年間。主な仕事は星間調査。彼女は同乗者の人工知能と100年間を2人で過ごす。映画を見たり、本を読んだり、思考実験に興じてみたり……。  そして、彼女の任務の最終日。調査機は地球の最新映像を受信する。初めて自分の生まれた星を見た女は、最後に自分の生きた証を残す。 (チーム夜営公式ホームページ『タイトルはご自由に。リバース』より)
『タイトルはご自由に。』より

​ 2012年、武蔵野美術大学の卒業生を中心に結成された劇団「チーム夜営」。メンバーそれぞれが、日中は美術や映像、グラフィックデザイン、イラストレーションなど様々な分野で活動するクリエイターだ。

 そんなチーム夜営による『タイトルはご自由に。リバース』が、東京・京浜島のBUCKLE KÔBÔで上演される。本作は、16年に東京の新宿眼科画廊で初演され、第5回せんだい短編戯曲賞を受賞した『タイトルはご自由に。』を再創作したもの。今回は、初演時と同じキャストのなかで配役を入れ替えて演じられるという。また来場者には、特典として本公演スピンオフマンガ『TRIP』新装版がプレゼントされる。

『タイトルはご自由に。』

編集部

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