
収蔵庫とホテルが融合した「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」、7月15日にグランドオープン。オープン記念は舘鼻則孝展
作品を公開保管する「アートストレージ」(収蔵庫)とホテルが融合した「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」が7月15日、墨田区本所にグランドオープン。これを記念し、オープン記念企画展として舘鼻則孝の個展「FORM AND COLOR」が開催される。会期は8月16日まで。

作品を公開保管する「アートストレージ」(収蔵庫)とホテルが融合した「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」が7月15日、墨田区本所にグランドオープン。これを記念し、オープン記念企画展として舘鼻則孝の個展「FORM AND COLOR」が開催される。会期は8月16日まで。

刺繍の手法で制作するアーティスト・沖潤⼦。その個展「刺繍の理り」が、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで開催される。会期は7⽉18⽇〜8⽉22⽇。

埼玉県所沢市に誕生する「角川武蔵野ミュージアム」。隈研吾が設計したこの美術館は、全面を石で覆われた特徴的な建築だ。隈はなぜ石を選び、何を表現しようとしたのか? 東京の隈研吾建築都市設計事務所で本人に話を聞いた。

今年で4回目となる日産アートアワード。そのファイナリストによる新作展の概要が発表された。今年は新型コロナウイルスの影響を鑑み、オンラインでのプログラムが用意される。

今週(6月29日〜7月5日)、国内外であった主なアートニュースをプレイバックしてお届けします。

東京・渋谷のNANZUKAギャラリーが企画したグループ展「GLOBAL POP UNDERGROUND」が、7月4日に渋谷パルコ4階の「PARCO MUSEUM TOKYO」で開幕。「Underground」を切り口にした本展では、空山基や田名網敬一、ジェームス・ジャービスなど21人のアーティストの作品が展示。渋谷パルコ1階のスペイン坂広場には、空山基によるパブリック・アート作品《Sexy Robot》も登場した。

BIEN、ルーカス・デュプイ、コバヤシマコトの3人展「PARALLEL ARCHEOLOGY」が、渋谷パルコ内の「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催される。会期は7月8日~26日。

今年10月に開館予定の「ヨックモックミュージアム」の建物が、いち早く公開された。ピカソのセラミック作品を展示する美術館ならではの工夫とは?

第8回
新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちと「死」の距離を急速に縮めた。しかし歴史を遡れば、疫病による死が身近にあった時代は幾度も訪れている。とりわけ14世紀のペスト禍は、ヨーロッパの人口の3分の1とも言われる膨大な犠牲者を生んだ。そうしたなかで、人々はどのように「死」を芸術に表現してきたのか? また、その西洋の死生観には、どんな変遷があるのか? 中世美術の研究者で、ペスト後に隆盛した主題「死の舞踏」に関する著作でも知られる國學院大學教授・小池寿子による特別エッセイをお届けする。

遠藤麻衣と百瀬文による展覧会「新水晶宮」が、東京・目白のTALION GALLERYで開催される。ふたりは「理想の性器」をキーワードに、共作を発表。会期は7月4日~8月2日。

新型コロナウイルスの影響で会期延期となっていたアートフェア「ART in PARK HOTEL TOKYO 2020」が、開催を中止すると発表した。

世界各地の美術館や文化組織と協働し展覧会などを行うカディスト・アート・ファウンデーションと東京都現代美術館の共同企画展「もつれるものたち」は、新型コロナウイルスの影響を受け、3ヶ月遅れで公開中だ。12組のアーティストによる、ものをめぐる多様な思索を通じて現代社会を新たな視点でとらえようとする試みを、馬定延がレビューする。

江⼾時代の浮世絵版画の制作技術をいまに伝える株式会社アダチ版画研究所は、7月3日に北斎と浮世絵に関するポータルサイト「北斎今昔」を開設した。

B BOY(ブレイクダンサー)をモチーフとした木彫作品で知られる小畑多丘。自身もダンサーとして活動し、身体の動きや物質の移動性への興味から生まれるその作品は、立体からドローイング、写真や映像まで多岐にわたる。なぜブレイクダンスなのか、ダンスがいかに制作と接続しているのかを聞いた。

今週スタートした展覧会から7月5日に終了する展覧会まで、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

今年秋に開催されるはずだった「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2020」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、開催時期を2021年2月3日~3月28日に変更する。

写真家・桑島智輝の個展「前我我後」が、東京の渋谷PARCO内・GALLERY Xで開催中。本展では、妻・安達祐実の人間性をとらえた写真集『我我』の未発表作品と、その撮影前後の日々を追加した419点の写真を通覧できる。会期は6月25日~7月12日。

写真家・髙橋恭司の個展「ラジオのように。。。」が、東京・目黒の金柑画廊で開催される。会期は7月19日まで。

本来であれば今年3月14日より行われるはずだった「さいたま国際芸術祭2020」。新型コロナウイルスの影響で開幕を延期してきたこの芸術祭が、内容を一部変更することがわかった。

若い世代が抱える閉塞感や退屈さを的確に表現する写真家の佐藤麻優子。その新作個展「繋がってください」が、東京・馬喰町のKiyoyuki Kuwabara AGで開催されている(〜7月18日)。新作では、自身のルーツである家族やそこで生まれた異性との距離感、その後の恋愛など、過去と現在を行き来するように、いまを生きるリアルな感覚をセルフポートレイト作品で展開するという。