
サントリー美術館がリニューアル・オープン。記念展で「生活のなかの美」と現代美術が共演
新型コロナウイルスの影響で延期となっていたサントリー美術館のリニューアル・オープンが7月22日に決定。リニューアル・オープン記念展Ⅰ「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」も会期を変更し、7月22日〜9月13日に開催される(展示替えあり)。

新型コロナウイルスの影響で延期となっていたサントリー美術館のリニューアル・オープンが7月22日に決定。リニューアル・オープン記念展Ⅰ「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」も会期を変更し、7月22日〜9月13日に開催される(展示替えあり)。

ライヒスタークやポンヌフをはじめ、様々な巨大プロジェクトを夫婦で成し遂げてきたクリストとジャンヌ=クロード。ふたりがこの世を去ったいま、その人柄や作品に対する姿勢を、親交があったライターの高石由美が振り返る。

六本木や上野をはじめ、東京には美術館・博物館が密集するエリアが多い。そのなかで、最近勢いを増しているのが両国だ。その両国のなかでも、突出して巨大で、なおかつ多くの人々を集めているのが江戸東京博物館。約260年の江戸の歴史、そして約150年の東京の歴史と文化を網羅した博物館だ。今回は、その江戸博のなかで展示されている「現代の東京」にフォーカスしたい。

今週(7月6日〜11日)、国内外であった主なアートニュースをダイジェストでお届けします。

LDHグループの飲食カンパニーであるLDH Kitchenは、現代美術ギャラリーのNANZUKAとともに、ギャラリー併設鮨レストラン「3110NZ by LDH Kitchen」を中目黒にオープンする。

山口情報芸術センター[YCAM]が、新型コロナウイルスのパンデミックに関連し、世界のバイオラボとともにその役割を考えるオンライントークイベント「続・ナマモノのあつかいかた」を開催している。

当初4月11日に開館予定だった青森県弘前市の弘前れんが倉庫美術館が7月11日、グランドオープンを迎えた。

1995年に開館、今年で開館25周年を迎える千葉市美術館が7月11日にリニューアルオープンする。これまでのスペースに加え、かつて中央区役所が入っていたフロアを拡張し1棟すべてが美術館施設として生まれ変わった。新たな「常設展示室」や体験型の企画スペースの公開と同時に、企画展「帰ってきた!どうぶつ大行進」もスタートした。

クリストとジャンヌ=クロードが2018年にロンドンのハイドパークで発表したパブリック・アート作品《The London Mastaba》。この作品が、7月8日よりスマートフォン上で再現できるようになる。

⼀般社団法⼈⽇本現代美術商協会(CADAN)が新スペース「CADAN 有楽町」を7月17日にオープンさせる。同スペースではCADANメンバーギャラリーが 2〜3週間ごとに交代で展覧会を企画していく。

砧公園のなかに位置する世田谷美術館が、「作品のない展示室」というユニークな試みを行い、注目を集めている。あえて空っぽの展示室を来館者に開放するこの企画は、なぜ生まれたのか?

田川市美術館が平成30年度よりスタートさせた公募展、タガワアートビエンナーレ「英展」。その第2回の作品募集が8月1日より始まる。

作品を公開保管する「アートストレージ」(収蔵庫)とホテルが融合した新たな宿泊施設「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」が7月15日、墨田区本所にグランドオープン。一足先に、館内の様子をお届けする。

東京・丸の内の三菱一号館美術館が、開館10周年を記念する展覧会「1894 Visions ルドン、ロートレックとソフィ・カル展」におけるソフィ・カル作品の出品中止などを発表した。

出光美術館は、今年の開催を予定していた「江戸絵画の華」を中止することを発表した。新型コロナウイルスの影響。

新型コロナウイルスの影響により休館が続いていた、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンが9月23日に再開する。再開に伴い、4月2日より予定していたシンディ・シャーマン「回顧展(1975-2020)」も、会期を2020年9月23日〜2021年1月3日に変更して開催する。

web版「美術手帖」の「REVIEW」枠で掲載している展覧会レビューの書籍版、『美術手帖 REVIEWS 2019.1.1-12.31』が6月15日に発売された。POD(プリント・オン・デマンド)版での刊行で、Amazonより購入できる。

2014年「第1回CAF賞」で優秀賞と名和晃平賞を同時受賞した気鋭の画家・畑山太志。現在、その個展「素知覚」が、東京・外苑前のEUKARYOTEで開催されている(~7月17日)。

JR取手駅の駅ビル「アトレ取手」にオープンした、文化交流施設「たいけん美じゅつ場 VIVA」。アートを介してコミュニティをつくることを目指すこの施設の特徴とオープンまでの過程、今後の展望とは。

先週末から今週にかけてスタートした展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。