「KYOTOGRAPHIE 2022」のテーマは「ONE」。10人の女性写真家によるプログラムも

2022年で第10回目の開催を迎える「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」が、来年のテーマを「ONE」に決定した。ギイ・ブルダンやアーヴィング・ペン、イサベル・ムニョスなど国際的な写真家の展示のほか、10人の日本人女性写真家の作品を紹介するプログラムも行われる。会期は2022年4月9日〜5月8日。

NEWS / HEADLINE

アートプロジェクトの原理から、全盲の美術鑑賞者とのアート巡りまで。『美術手帖』12月号新着ブックリスト(2)

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。「アーツ千代田3331」「東京ビエンナーレ」を手がける中村政人による『アートプロジェクト文化資本論』から、全盲の白鳥建二さんと筆者による新しい美術鑑賞の旅を描いた『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』まで、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

INSIGHT

「感覚のエデン」から、ジャパニメーションに見る「成熟の不能」まで。『美術手帖』12月号新着ブックリスト(1)

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。岡﨑乾二郎の多岐にわたる批評活動をまとめた選集から、宮崎駿ら日本のアニメーション監督の作品における「成熟」をめぐる苦闘を論じた1冊まで、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

INSIGHT

今現在の「日常」とは何か。小金沢智 評「土祭2021 アラワレル、未知ノ日常。」

2009年に窯業と農業の里・栃木県益子町で始まり、今年で第5回目の開催を迎えた「土祭(ヒジサイ)」。行政と住民が協働でつくりあげる、益子の風土に根ざしたこの芸術祭のなかで、益子在住の作家・藤原彩人が「感性の土壌」をテーマにキュレーションしたアート部門の展示を、東北芸術工科大学で教鞭をとるキュレーター・小金沢智がレビューする。

REVIEW

MoMAが「Scholars in Residence」プログラムを設立。研究者3名を1年間招聘し、約2100万円の助成金を支給

ニューヨーク近代美術館(MoMA)が「Scholars in Residence」プログラムを設立した。フォード財団の助成を受けたこのプログラムでは、実績のある中堅・ベテランの研究者3名を1年の任期で招聘し、歴史的にあまり知られていないアーティストなどに焦点を当てた研究を行うことを目指している。

NEWS / HEADLINE

第44回

書評:デジタル・グローバリゼーション時代におけるアートの機能とは。『デューティーフリー・アート:課されるものなき芸術』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年12月号の「BOOK」2冊目は、アーティストのヒト・シュタイエルが、高度にコンピュータ化された時代のアート・政治・テクノロジーの交差を論じる『デューティーフリー・アート:課されるものなき芸術』を取り上げる。

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