
困難な時代に立ち向かう「祭」とは。「廣川玉枝 in BEPPU」が別府とオンラインで開幕
今年で6回目の開催となる「in BEPPU」。今回は服飾デザイナーの廣川玉枝を招致し、困難な時代を乗り越えるための「祭」を別府の町とオンラインで開催している。その見どころをレポートで紹介する。

今年で6回目の開催となる「in BEPPU」。今回は服飾デザイナーの廣川玉枝を招致し、困難な時代を乗り越えるための「祭」を別府の町とオンラインで開催している。その見どころをレポートで紹介する。

12月23日~26日の4日間、東京・青山のスパイラルホールを舞台としたパフォーマンス・フェスティバル「Whenever Wherever Festival 2021」が開催。ダンスやパフォーマンス作品の上演に加え、作品の展示、ワークショップなどが行われる。

欧米の多くの美術館・博物館では認められている作品の模写やスケッチ。しかし、日本の美術館・博物館でそうした行為を見ることは多くない。模写をめぐる実情を探った。

日本初の公立現代美術館として1989年に開館した広島市現代美術館が現在、2023年春のリニューアルオープンに向けて改修工事を進めている。同館はSNSでもその工事中の様子を配信している。

第3回
展覧会の運営、アートマーケットの運用、コレクターのサポートなど、アートに携わる様々な仕事を紹介する「アートの仕事図鑑」。展覧会のライティングなどを手がける「灯工舎」で展覧会の照明を担当する高橋典子に、仕事の内容ややりがいを聞いた。

今秋、台東区上野にオープンした、「生活を豊かにする」ための日用雑貨を販売し、アート作品を常設展示するギャラリー機能を持ったショップ「Kuromon Sustainable Square」。そのコンセプトや地域との連携、サステナブルへの思いを取材した。

2022年で第10回目の開催を迎える「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」が、来年のテーマを「ONE」に決定した。ギイ・ブルダンやアーヴィング・ペン、イサベル・ムニョスなど国際的な写真家の展示のほか、10人の日本人女性写真家の作品を紹介するプログラムも行われる。会期は2022年4月9日〜5月8日。

デザイン、工芸、建築などひとつの分野に収まることのない仕事により、20世紀の建築・工業デザインの分野に大きな影響を与えたジャン・プルーヴェ(1901〜1984)。その仕事の全体像に迫る展覧会が東京都現代美術館で開催される。

銀座メゾンエルメスで、エルメス財団の「アーティスト・レジデンシ―」プログラム10周年を記念する展覧会「転移のすがた」が始まった。3組のアーティストとメンターが紹介される。会期は12月17日〜2022年4月3日。

今週開幕した、または12月19日までに閉幕する展覧会から、とくに注目したい4つをピックアップしてお届けする。

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。「アーツ千代田3331」「東京ビエンナーレ」を手がける中村政人による『アートプロジェクト文化資本論』から、全盲の白鳥建二さんと筆者による新しい美術鑑賞の旅を描いた『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』まで、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

世界3大オークションハウスのひとつであるフィリップスが、2022年秋にアジア本社を香港・西九龍文化地区(WKCDA)に移転する。

スイスの「Pictet(ピクテ)」グループによって創設され、約18ヶ月のサイクルで開催される国際写真賞「Prix Pictet(プリピクテ)」。その第9回目はアメリカの写真家サリー・マンに決定した。

オンラインオークションやニュースサイトなどの事業を展開しているArtnetが「Artnet NFT 30」レポートを発表。同社初のNFTオークション「ArtNFT: Beginnings」もスタートさせた。

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。岡﨑乾二郎の多岐にわたる批評活動をまとめた選集から、宮崎駿ら日本のアニメーション監督の作品における「成熟」をめぐる苦闘を論じた1冊まで、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

アート領域で様々なDX推進事業を手掛ける株式会社between the artsが2アートコレクター435名を対象にした実態調査を実施。その結果を公開した。

気候変動への認識を深めることを目的に、ニューヨークのアジア・ソサエティとヘレン・フランケンサーラー財団が「Frankenthaler Climate Art Awards(フランケンサーラー気候芸術賞)」を設立した。

2009年に窯業と農業の里・栃木県益子町で始まり、今年で第5回目の開催を迎えた「土祭(ヒジサイ)」。行政と住民が協働でつくりあげる、益子の風土に根ざしたこの芸術祭のなかで、益子在住の作家・藤原彩人が「感性の土壌」をテーマにキュレーションしたアート部門の展示を、東北芸術工科大学で教鞭をとるキュレーター・小金沢智がレビューする。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)が「Scholars in Residence」プログラムを設立した。フォード財団の助成を受けたこのプログラムでは、実績のある中堅・ベテランの研究者3名を1年の任期で招聘し、歴史的にあまり知られていないアーティストなどに焦点を当てた研究を行うことを目指している。

第44回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年12月号の「BOOK」2冊目は、アーティストのヒト・シュタイエルが、高度にコンピュータ化された時代のアート・政治・テクノロジーの交差を論じる『デューティーフリー・アート:課されるものなき芸術』を取り上げる。