
前澤友作が所蔵するバスキア大作、約109億円で落札。バスキア過去3番目の高額
前澤友作が所蔵するバスキアの大作《Untitled》(1982)が、フィリップス・ニューヨークのイブニングセールで8500万ドル(約109億円)で落札された。

前澤友作が所蔵するバスキアの大作《Untitled》(1982)が、フィリップス・ニューヨークのイブニングセールで8500万ドル(約109億円)で落札された。

ドキュメンタリー写真の手法を継承した作品で国際的に高い評価を受ける写真家アレック・ソス。その日本の美術館で初となる個展が、神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。会期は6月25日〜10月10日。

第2回
寺田倉庫が提供する「TERRADA ART STORAGE」は、部屋タイプの美術品保管サービス「部屋保管プラン」と、作品1点からオンラインで預け入れが行える「作品単位保管プラン」および、寺田倉庫に預けていなくても美術品の作品登録/一元管理ができる「コレクション管理ツール」で構成されている。今回はこれまで美術品保管施設を利用したことのない二人のアートコレクター、亀井博司と柵木頼人の対談からその魅力や可能性を探る。(PR)

大阪市中央公会堂とクリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)で開催されるアートフェア「ART OSAKA2022」。その出演者が決定した。

恋人の僧侶との関係を彼女が所属する寺から拒絶された出来事をベースにした「Circuit」で第23回写真「1_WALL」でグランプリを受賞した木原千裕。その個展「Wonderful Circuit」が、東京・銀座にあるガーディアン・ガーデンで開催される。会期は5月24日〜6月25日。

ルイ・ヴィトンは草間彌生との最初のコラボレーションから10年の時を経て、新たなコレクションを発表する。

ニューヨーク近代美術館はレゴ®とコラボレーションし、同館コレクションを代表する作品のひとつであるフィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》を発売すると発表した。

ルイ・ヴィトンは、メゾンの160余年におよぶ歴史を巡る展覧会、「SEE LV」展を東京ミッドタウン 芝生広場で開催すると発表した。本展は世界巡回展。

京都市京セラ美術館を会場に、5月16日にチャリティオークションが行われた。公立美術館を支援するためのオークションという珍しい試みを振り返る。

1847年、京都創業した茶道具の老舗「清昌堂やました」が今年4月、新たにプロジェクトスペース「清昌堂やました THE ROOM」をオープンさせた。そのこけら落としとして、アーティスト・串野真也の個展「忘却の旅人─人間讃花」が開催されている。

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館のコレクションのうち、「さわれる」彫刻作品を集めた「これってさわれるのかなー彫刻に触れる展覧会ー」が6月11日〜9月4日の会期で開催される。

2021年9月、パリのエトワール凱旋門を布で包むクリストとジャンヌ=クロードのプロジェクト「LʼArc de Triomphe, Wrapped, Paris, 1961–2021(包まれた凱旋門)」。その制作背景と実現に向けた長い道のりに焦点を当てる企画展「クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”」が、6月13日〜2023年2月12日の会期で21_21 DESIGN SIGHTで開催される。

Instagramが、ユーザーが作成・所有するNFTをプロフィールで共有できる機能を実験的に導入した。今後は、FacebookやInstagramストーリーでも展開予定となっている。

「クイーン・オブ・ポップ」の異名を持つマドンナがメディアアーティスト・Beepleとコラボレーションした初のNFT作品が、2日間にわたって約63万ドル(約8140万円)で落札された。すべての収益は、世界中の女性や子供たちの支援に取り組む3つの非営利団体に寄付されるという。

新宿区にある製本印刷工場跡地でひらかれ、連休中の話題をさらったグループ展「惑星ザムザ」は、布施琳太郎によるキュレーションで17名の作家が参加した。「テキスト以前の物質」を出発点とする本展について、問題提起とその先にある可能性を批評家・キュレーターの石田裕己が論じる。

第4回
美術館で開催される展覧会は、他館や個人、法人などから作品を借りて展示することが多い。このときに必要不可欠なのが美術品輸送スタッフの技術とノウハウだ。展覧会で活躍する縁の下の力持ち、美術品輸送スタッフは、どのような仕事をしているのか。ヤマト運輸株式会社 東京美術品支店のスタッフに話を聞いた。

京都・荒神口にあるkōjin kyotoで、落合陽一、レギーネ・シューマン、横山奈美の3名を迎えた展覧会「ゆらぐbe with light」がはじまった。会期は6月22日まで。

昨年行われた東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会公式文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」。そのなかで、唯一、実空間の会場での開催準備を進めていた「Our Glorious Future ~KANAGAWA 2021~」は、2021年の夏、東京都で緊急事態宣言発令に伴い、開幕予定の1ヶ月前に無観客展示が確定した。日本でも前例のないこの無観客展示を手がけたキュレーターの藤川悠はそこから何を見出したのか?

新鋭の映画監督として注目を集める川和田恵真にとって長編映画デビューとなる『マイスモールランド』が現在公開中だ。クルド人の少女・サーリャが “自分の居場所(アイデンティティー)”に悩み苦しみながらも成長していく姿を描いた本作では、『ドライブ・マイ・カー』で世界の注目を集めた美術監督・徐賢先(ソ・ヒョンソン)によって、物語に溶け込んだリアリティーあふれる情景や空間が生み出された。「在日クルド人のありのままの暮らしを再現した」という徐のプロフェッショナルな仕事ぶりにスポットを当てる。

第2回
経済発展を背景に、中国では毎年新しい美術館・博物館が続々と開館し、ある種珍異な光景を見せている。本連載では、そんな中国の美術館生態系の実態を上海在住のキュレーター・金澤韻が案内。第2回は、2019年3月に開館した「上海油缶芸術中心」(TANK)をお届けする。