「ART OSAKA2022」の出展者が決定。大型作品やインスタレーション特化の「Expanded」では17作家が14組のプランを発表

大阪市中央公会堂とクリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)で開催されるアートフェア「ART OSAKA2022」。その出演者が決定した。

大西康明 石と柵 2022 銅箔、鉄 402×600×600cm 大西康明x福田金属箔粉工業株式会社 KYOTO STEAM 2022 国際アートコンペティション制作作品 Courtesy of ARTCOURT Gallery

 今年、20回目の開催となる現代美術アートフェア「ART OSAKA 2022」。7月6日~11日に開催される本アートフェアの出展ギャラリーやアーティストが決定した。

 「ART OSAKA 2022」は、中之島大阪市中央公会堂と住之江区北加賀屋エリアの造船所跡地であるクリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)で開催される。

 大阪市中央公会堂では「Galleries」セクションとして、総勢54軒のギャラリーが一堂に会し、ギャラリスト独自の審美眼で選び抜いた作品を展示販売することが決定。DMOARTS、ギャラリーノマル、イムラアートギャラリー、小山登美夫ギャラリー、MAKI Gallery、ミヅマアートギャラリー、タグチファインアート、TEZUKAYAMA GALLERYなどが出展する。

佐藤香菜 ハシバミの木 2015 キャンバスに油彩、刺繍 130.3×162cm courtesy of GALLERY IDF
ステファニー・クエール Mouse III 2021 粘土 21×15×8 cm Courtesy of Gallery 38

 また、今年からの新会場となるクリエイティブセンター大阪では、「Expanded」セクションとして、日本初となる大型作品やインスタレーションなどに特化したフェアを試みるもの。17名のアーティストによる14のプランが集結する。参加作家はArtists for Streetsummit(アイトキタザキ、タビー、ジェフ・ジレット)、青野セクウォイア、赤井正人、植松奎二、大西康明、大森記詩、加藤智大、釜本幸治、長谷川政弘、硬軟、eitoeiko、小清水漸、瀧健太郎、並木久矩、前谷開、横溝美由紀。

釜本幸治 浮標-淡い寄る辺- 2018 真鍮 160×180×180cm Courtesy of Note Gallery
瀧健太郎 Dark Tourism 2016 HDビデオ 7分32秒 Courtesy of MORI YU GALLERY
加藤智大 anonymous-human#4  2017 鉄 182×97×80cm Courtesy of TEZUKAYAMA GALLERY
前谷開 Scape ビデオ 2022 11分24秒 2022 Courtesy of FINCH ARTS

 さらに会期中は「ART OSAKAオリジナルアートクルーズ」として、大阪市中央公会堂とクリエイティブセンター大阪を結ぶクルーズ船(3000円)も運航される予定だ。

アートクルーズ 運行提供=一本松海運株式会社

編集部

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