Instagramが、アートや画像、動画、音楽などのNFTが共有できる機能を実験的に導入することを発表した。
「デジタル・コレクティブル」と呼ばれるこの機能は、現在アメリカ国内一部のユーザーを対象に提供開始。クリエイターが作成、またはコレクターが購入したNFTを自身のInstagramプロフィールで表示することや、デジタルウォレットに接続することでNFTをInstagramで共有することができる。
Instagramは声明文で、クリエイターはこの機能を通して「自分の作品、ファンとの関係、収益化の方法をよりコントロールする」ことや、「より多くの収益化の機会を創出し、NFTをより多くの人々に提供する」ことができるようになるとしている。この機能を構築することで、「アクセシビリティを向上させ、参入障壁を下げ、NFTスペースをすべてのコミュニティにとってより包括的なものにすることを目指す」という。
Instagramでデジタルコレクティブルを投稿・共有する際には手数料が発生しない。また今後は、Facebookでデジタルコレクティブルを展開し、InstagramストーリーでデジタルコレクティブルをARステッカーとして表示・共有できるようにする予定となっている。
