あいちトリエンナーレ参加作家・毒山凡太朗がアーティスト・ラン・スペース「多賀宮 TAGA-GU」を名古屋にオープン

「あいちトリエンナーレ2019」の参加作家でもある毒山凡太朗が、名古屋市西区にアーティスト・ラン・スペース「多賀宮 TAGA-GU」をオープンする。同スペースでは作品展示のほか、円頓寺本町商店街の人々と対話する場所などを目指すという。

NEWS / HEADLINE

加藤泉が取り組むリトグラフ。ピカソやシャガールも制作したパリの工房の魅力とは

原美術館とハラ ミュージアム アークでの個展「加藤泉―LIKE A ROLLING SNOWBALL」が開催中の加藤泉。1990年代半ばから絵画を発表、やがて木彫も手がけ、近年ではソフトビニールや石、ファブリックなど多彩な素材を用いた作品制作へと、その表現の幅を広げてきた。加藤が3年前からフランス・パリの歴史的な版画工房「Idem Paris」(イデム・パリ、以下イデム)と取り組んでいるのがリトグラフ(平版画)だ。イデムとはどんな場所なのか、そして職人の手を介在するこれまでと違った技法に、作家・加藤泉はどう向き合っているのか、その制作に迫った。

NEWS / REPORT

第五福竜丸展示館における「展示」のあり方とは。長谷川新評 「なぜ?ベン・シャーンが見た福竜丸-13点のデッサンと漁師たち」展

遠洋マグロ漁船がアメリカ軍による水爆実験で被ばくした「第五福竜丸事件」の資料を保存する第五福竜丸展示館(東京)にて、事件に関するルポルタージュの挿絵などを手がけたアメリカの画家・ベン・シャーンの原画展が開催されている。展覧会を含む館での展示について、インディペンデント・キュレーターの長谷川新がレビューする。

REVIEW

「引込線」が「引込線/放射線」に名称を変えて開催。展覧会、書籍、ウェブサイトなど多岐にわたるプロジェクトをチェック

2008年のプレ展を幕開けに、埼玉県所沢市を舞台に行われてきた「引込線」。7回目となる今年は「引込線/放射線」に名称を変え、第19北斗ビル(9月8日〜10月14日)、旧市立所沢幼稚園(10月12日〜11月4日)での展示のほか書籍、サテライト、ウェブサイトという5つの場で7ヶ月にわたって開催される。

NEWS / EXHIBITION

アーティストがつくる架空の展覧会の招待状。XYZ Collectiveの「クールインヴィテーションズ6」をチェック

国際的な活動を展開する、巣鴨拠点のアーティスト・ラン・スペース「XYZ Collective」。同スペースにて、COBRA、ミヤギフトシ、持塚三樹、中野浩二、礒谷博史らが参加するベネフィット展覧会「クールインヴィテーションズ6」が開催中だ。会期は9月1日まで。

NEWS / EXHIBITION

アートを探しに百貨店へ行こう。伊勢丹新宿店メンズ館が「アートの館」に

日本を代表する百貨店である伊勢丹新宿店。そのメンズ館が、じつはアートに満ちた館であることをご存知だろうか? 今年2月、同館には新たにギャラリー「ART UP」が誕生。館内4ヶ所には複数のアーティストが参加するアートスポットが生まれるなど、まさに「アートの館」へと生まれ変わった。なぜ伊勢丹新宿店メンズ館はアートに注力するのか? その背景と探るとともに、見るべきポイントをお届けする。

SPECIAL / PROMOTION

「Reborn-Art Festival 2019」 小林武史×名和晃平 対談

2017年に行われた、アート、音楽、食の総合芸術祭「Reborn-Art Festival」。2019年8月3日より開催される第2回は「いのちのてざわり」がテーマとなる。石巻市街地や牡鹿半島の豊かな自然のなかで繰り広げられる新たなアートと、そこで感じられるであろう「てざわり」には何が込められているのか。芸術祭実行委員長の小林武史とアーティスト兼キュレーターとして参加する名和晃平に話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

細野晴臣のデビュー50周年を記念して。展覧会「細野観光1969-2019」が六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催

「はっぴいえんど」「YMO」のほか、作曲・プロデュースなど多岐にわたる音楽活動で知られる細野晴臣。そのデビュー50周年を記念した展覧会「細野観光1969-2019」が、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリーで開催される。会期は10月4日〜11月4日。

NEWS / EXHIBITION

公開最終審査会でグランプリが決定。グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する第21回グラフィック「1_WALL」展が開催へ

個展開催の権利をかけた公募展「1_WALL」。この二次審査を通過したファイナリスト6名の作品が展示される第21回グラフィック「1_WALL」展が、銀座ガーディアン・ガーデンにて8月27日から9月28日まで行われる。会期中の9月3日には公開最終審査が行われ、その場でグランプリが決定する本賞の、今回のファイナリストたちの作品を紹介していく。

NEWS / PROMOTION

近代絵画に描かれた夕景をたどる。副田一穂評「黄昏の絵画たち」展

黄昏時にうつろう独特の光。17世紀に成立した「風景画」をはじめ、東西の絵画に古来から描かれてきた夕暮れ時の風景の世界をひもとく展覧会「黄昏の絵画たち 近代絵画に描かれた夕日・夕景」が、山梨県立美術館で開催中だ。19世紀から20世紀にかけての西洋と日本の絵画と版画約160点から「黄昏の絵画」をたどる本展を、愛知県美術館学芸員の副田一穂がレビューする。

REVIEW

大英博物館はなぜ「マンガ展」を開催したのか? キュレーターが語るその意義

イギリス・大英博物館で開催中の大規模マンガ展「The Citi exhibition Manga」。大英博物館はなぜいま「マンガ」の展覧会を開催したのか? マンガの展示と保存の意義、そして未来の可能について、担当キュレーター、ニコル・クーリッジ・ルマニエールと「東アジア文化都市2019豊島」マンガ・アニメ部門事業ディレクター・山内康裕が語り合う。

INTERVIEW

『のらくろ』とともに子供マンガの世界を再発見。田河水泡がマンガ界にもたらした改革とは?

マンガ家・田河水泡が日本のマンガ表現に起こした改革に迫る展覧会「のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地〈ワンダーランド〉」が、神奈川県の川崎市市民ミュージアムで開催される。会期は9月18日〜11月24日。*台風19号の影響に伴う休館のため、開催中止。詳細は美術館ウェブサイトを参照。

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