ロイス・ワインバーガーの遺作を展示。人間と環境のつながりを考える「道草展」が水戸芸術館で開催

「道草展:未知とともに歩む」が、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。本展では今年4月に逝去したロイス・ワインバーガーをはじめ、国内外で活動する6組のアーティストの作品を通して、人間と環境のつながりを考える。会期は8月29日~11月8日。

NEWS / EXHIBITION

YCAMが最先端のサウンド・アートをお届け。伝統とテクノロジーの間に生まれる新たな可能性とは?

山口情報芸術センター[YCAM]による、国内外の最先端のサウンド・アートや音楽表現を紹介するライブコンサートシリーズ「sound tectonics(サウンド・テクトニクス)」。その第24弾となる「MYSTIC RHYTHM」では、Senyawa(スニャワ)と西原鶴真の2組によるパフォーマンスを披露する。

NEWS / EXHIBITION

つくり、残ったものはどこへ行く? 福永信評「青木陵子+伊藤存 変化する自由分子のWORKSHOP」展

個別にアーティストとして活動しながら、共同制作を行ってきた青木陵子+伊藤存。この二人による展覧会「変化する自由分子のWORKSHOP」が、東京・神宮前のワタリウム美術館で開催された。2017年と2019年に参加したリボーン・アートフェスティバルでの滞在制作を経た二人が展開する「ワークショップ」を、小説家の福永信がレビューする。

REVIEW

「note」が美術館に法人プランを無償提供。その狙いをCXO深津貴之に聞く

誰もが自由にテキストや画像などを投稿できるサービス「note」。いまや6300万の月間アクティブユーザーと260万の会員を抱えるこのプラットフォームが、文化施設に対して有料の法人プランを無償提供している。この背景にあるものと狙いとは何か? noteでCXO(Chief Experience Officer)を務める深津貴之に話を聞いた。

INTERVIEW

ジェームズ・タレルやチームラボらによる大規模な没入型作品が集結。「ペース」が立ち上げた新プロジェクト「Superblue」とは?

メガギャラリー「ペース」が、大規模な没入型作品を長期的に展示する新プロジェクト「Superblue」を立ち上げることを発表。ジェームズ・タレルやチームラボ、名和晃平、JRなどのアーティストが参加するこのプロジェクトは、今年12月にマイアミで初めてローンチされ、今後数年のうち、世界各国の都市にも展開される予定だ。

NEWS / HEADLINE

フィクションと現実を行き来する東京のリアリティ。「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が開幕

2018年11月から12月にかけてパリのラ・ヴィレットで開催された、日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮に関する大規模展「MANGA⇔TOKYO」展。同展の凱旋展「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が、国立新美術館で開幕した。会期は8月12日〜11月3日。

NEWS / REPORT

第31回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:閉ざされた薬局で絵と対峙する暮らし

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第31回は、閉店した薬局で独居生活を続けながら、ひたすら絵画を制作し続ける戸谷誠を紹介する。