新型コロナウイルスによる長期休館と、入館者数を制限しての運営によって収入減少が続いている大原美術館。10月26日に「Readyfor」で1000万円を目標にスタートさせたキャンペーンは31日に達成を迎えた。
同館は、通常30万人分の入館者料収入が必要だが、今年度は最多でも約5万人分しか見込めていない。入館者数制限をかけたままでは、30万人という数字は難しい状態だ。
そこで同館では、さらに高い目標としてネクストゴールの3000万円を掲げ、クラウドファンディング活動を継続。集まった資金は、「作品保全のための施設整備と、より快適な鑑賞環境を実現することを目指し」使用されるという。寄附募集は12月25日の午後11:00まで。