「ポーラ ミュージアム アネックス展 2023 ―自立と統合―」の後期が開幕。参加作家は秋山美月、佐藤幸恵、永井里枝

公益財団法人ポーラ美術振興財団による海外研修助成を受けた若手アーティストらの作品を展示する「ポーラ ミュージアム アネックス展 2023 ―自立と統合―」の後期会期が、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催中。参加作家は秋山美月、佐藤幸恵、永井里枝の3名だ。

NEWS / PROMOTION

キューバ現代アートシーンの新星。マベル・ポブレットが見せる様々な“海”

「海は人や国を隔て、また架け橋ともなる」とは、いまもっとも世界で注目を集めるキューバ人アーティスト、マベル・ポブレットの言葉だ。第57回ヴェネチア・ビエンナーレをはじめとした主要な芸術祭への参加を果たし、30代半ばにして、各国で開催した個展は20以上を数える彼女の、日本初個展が実現した。海や身体を主要なモチーフにしながら、写真プリントによる造形やシルクスクリーン、映像などを組み合わせる独自の手法には、どのような意図や思いが込められているのか? 来日した作家本人に話を聞いた。

INTERVIEW

第1回

「この世界に、バグを。」 菊地敦己と保坂健二朗が語る「BUG Art Award」への期待

東京駅八重洲南口に直結する「グラントウキョウサウスタワー」1階にこの9月、リクルートホールディングスが運営するアートスペース「BUG」が誕生する。ここを舞台に展開される予定の「BUG Art Award」も公募作品募集が始まっている。前身にあたるアワード「1_WALL」で審査員経験のある、滋賀県立美術館ディレクター(館長)・保坂健二朗とアートディレクター・菊地敦己が、新しいスペースとアワードへの期待を語り合った。

ポンピドゥー・センターより名画が多数来日。「キュビスム展―美の革命」が国立西洋美術館で開催

パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって生み出されたキュビスムに焦点を当てた展覧会「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ 」が、東京・上野の国立西洋美術館で開催される。会期は10月3日〜2024年1月28日。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

豊かなひとときに寄り添う仕事。切手デザイナー・楠田祐士インタビュー(後編)

日本で発行される年間約40種の切手は、日本郵便の切手・葉書室所属の切手デザイナー8名(2023年3月現在)によって生み出されている。日本全国、誰でも一度は見たことがある切手はどのようにデザインされているのか。癒しを感じさせるイラスト切手から「美術の世界シリーズ」まで手がける最年少切手デザイナー・楠田祐士にインタビューする。後編では、「ふみの日」切手、切手の楽しみ方、そして切手デザイナーという仕事について聞いた。

INTERVIEW

アメリカ政府の機密文書も。ウィキリークスがコラボした初の展覧会がロンドンで開催へ

ウィキリークスとイギリスのアート団体「a/political」がコラボレーションした初の展覧会「States of Violence」がロンドンで開催される。アイ・ウェイウェイらのアーティストの作品に加え、アメリカ政府の機密文書をもとにした出版物も公開される予定だ。会期は3月24日〜4月8日。

NEWS / EXHIBITION

第3回

李禹煥が語る「坂本龍一の音と音楽」

坂本龍一が敬愛するアーティストであり、『12』のアルバムジャケットも手掛けた李禹煥。2022年の夏に「李禹煥」展の関連プログラムとして行われた松井茂(詩人・情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科准教授)との対話のなかで、彼が語った「坂本龍一の音と音楽」についての一部を抜粋・編集しお届けする。

PREMIUM

東京国立近代美術館副館長が明かす「重要文化財の秘密」の裏側

東京国立近代美術館70周年記念展「重要文化財の秘密」が3月17日に開幕した。近代美術としては史上初・重要文化財のみで構成されるという異色の展示は、どのように実現したのか。スキャンダラスな展示タイトルに込められた想いとは。同館副館長で本展担当学芸員の大谷省吾による特別寄稿を掲載する。

INSIGHT

ブルターニュから見えてくる西洋絵画の血脈。国立西洋美術館「憧憬の地 ブルターニュ」に集結した名画を見る

19世紀後半から20世紀にかけ、各国の画家たちが訪れ数多くの作品を生み出したフランス北西部のブルターニュ地方。この地に着目した初の展覧会「憧憬の地 ブルターニュ ─モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」が国立西洋美術館でスタート。会場の様子をレポートする。

NEWS / REPORT