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フランスの名門美術学校「ボザール・ド・パリ」。卒展から見るアーティストへの道

フランスの美術学校でももっとも長い歴史を持ち、モロー、マティスにブランクーシなど数々の著名アーティストを輩出してきたパリ国立高等美術学校。同校を卒業するアーティストたちの創意やプロ意識とは? 昨今のボザールの取り組みやギャラリーとの連携も含め、リポートする。

INSIGHT

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第34回

WORLD REPORT「サンパウロ」:グローバルサウス台頭の時代、不可能を可能へと変える束縛からの解放

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2024年1月号の「サンパウロ」では、昨年同地で開催された第35回サンパウロ・ビエンナーレを紹介する。非白人キュレーターらによってグローバルサウスのアーティストを中心に構成されたこのビエンナーレは、既存の西洋的価値観に対しどのような声をあげたのか。仁尾帯刀が論じる。

SERIES / WORLD REPORT

コンサルティング大手・PwCによる現代美術展。「How to face our problems」を代官山ヒルサイドフォーラムで見る

コンサルティング大手のPwCコンサルティングによる初の現代美術展「How to face our problems」が、代官山ヒルサイドフォーラムで開幕する。アルフレド・ジャー、ミリアム・カーン、森万里子、潘逸舟、金光男、涌井智仁の6名の作家の作品が集結した。一般公開会期は2月27日〜3月2日まで。

NEWS / REPORT

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第33回

WORLD REPORT「ベルリン」:時代を超える芸術表現 ドイツ表現主義と現代アートの対話

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2024年1月号の「ベルリン」では、ブリュッケ美術館で開催された「残された時間に対する現在の攻撃:戦争と抑圧の芸術的証言」展を紹介する。現在世界各地で起こっている戦争は、過去の戦争とどのように結びつき、鑑賞者に何を訴えかけるのか。展覧会を通じて河内秀子が考察する。

SERIES / WORLD REPORT

三連休に行きたい展覧会ベスト13。奈良美智からキース・ヘリング、「CURATION⇄FAIR」に安井仲治まで

今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。2月第4週は「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」「CURATION⇄FAIR」「奈良美智: The Beginning Place ここから」「白井美穂 森の空き地」「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」など13の展覧会をご紹介。

NEWS / EXHIBITION

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第32回

WORLD REPORT「ロンドン」:ひとつの都市とたくさんの現実 文化産業が招いた、政治とアートの乖離

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2024年1月号の「ロンドン」では、同地で開催された「ラゴス、ペッカム、繰り返す:湖巡礼の旅」展、「生きている家」、「私たちは、私たちが何者であるかによって構成される集団である」展の3つを紹介。展覧会を通じて浮き彫りになる、ロンドンの様々な実情や分別されたアートと政治との関係性に注目し、橘匡子が紐解いてゆく。

SERIES / WORLD REPORT

座間市役所の庁舎内で「個」を考える現代美術展。鈴木康広「空気の人/分光する庭」が開催中

神奈川県・座間市の座間市役所で、現代美術家・鈴木康広の展覧会「空気の人/分光する庭」が開催されている。「断らない相談支援」として、市民の生活の困りごとを受け付けてきた座間市地域福祉課が、孤独や孤立に向き合う相談者たちの個性と向き合うために企画した展覧会だ。

NEWS / REPORT

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第31回

WORLD REPORT「ニューヨーク」:観客を「当事者」へとシフトさせる、雄弁で現実的なインスタレーション

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2024年1月号の「ニューヨーク」では、2023年夏にニュー・ミュージアムで開催されたプエルトリコ出身の作家ペポン・オソリオの個展「マイ・ビーティング・ハート」を紹介。オソリオによるインスタレーションはどのような工程で制作され、鑑賞者にどのような視点をもたらしたのか。國上直子が考察する。

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