2024.2.22

WORLD REPORT「ロンドン」:ひとつの都市とたくさんの現実 文化産業が招いた、政治とアートの乖離

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2024年1月号の「ロンドン」では、同地で開催された「ラゴス、ペッカム、繰り返す:湖巡礼の旅」展、「生きている家」、「私たちは、私たちが何者であるかによって構成される集団である」展の3つを紹介。展覧会を通じて浮き彫りになる、ロンドンの様々な実情や分別されたアートと政治との関係性に注目し、橘匡子が紐解いてゆく。

文=橘匡子

「ラゴス、ペッカム、繰り返す:湖巡礼の旅」展より。アデイェミ・マイケル《資格ある者》(2018) Courtesy of the artist