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電線・電柱を絵画から読み解く。「電線絵画展」に小林清親、岸田劉生、山口晃ら

電柱や電線を通して東京を新たな視点で見つめなおす展覧会「電線絵画展 -小林清親から山口晃まで」が、練馬区立美術館で開催される。明治初期から現代に至るまでの電線・電柱が果たした役割と、各時代ごとに絵画化された作品の意図を検証し、読み解くことを試みる。会期は2月28日~4月18日。

NEWS / EXHIBITION

草間彌生や宮島達男、ドナルド・ジャッドも。現代美術の諸潮流をたどる展覧会が静岡県立美術館で開催中

現代アートに焦点を当てた展覧会「パラレル・ヒストリーズ 現代アートの諸潮流」が、静岡県立美術館で開催されている。草間彌生、アンゼルム・ キーファー、白髪一雄、名和晃平、河原温、ドナルド・ジャッド、リチャード・セラ、アニッシュ・カプーア、宮島達男など、世界のアートシーンを牽引してきた作家たちの表現を一望できる。会期は1月11日まで。

NEWS / EXHIBITION

「シアターコモンズ’21」のプログラム全容が発表。ツァイ・ミンリャンや小泉明郎によるVR作品も

次回で第5回目の開催を迎える、都市に新たな「コモンズ(共有地)」を演劇の力で生みだすプロジェクト「シアターコモンズ’21」が、そのプログラム全容を発表した。ツァイ・ミンリャンや中村佑子、小泉明郎をはじめとするアーティストが、リアル空間とバーチャル空間の両方で、パフォーマンスや体験型アートなどを展開する。会期は2月11日~3月11日。

NEWS / EXHIBITION

8時間におよぶ「眠り」のコンサートを映画化。『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』が3月公開

映画⾳楽の世界においてもっとも重要なアーティストのひとりともいわれる⼈物、マックス・リヒター。その伝説的なライブ「SLEEP」の様子を収めたドキュメンタリー映画『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』が、3⽉26⽇より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋⾕、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開される。

NEWS / HEADLINE

背景の異なる人々がいかに共存できるのか? 田中功起の映像作品《可傷的な歴史(ロードムービー)》が京都で上映

国内外で高く評価されているアーティスト・田中功起の映像作品《可傷的な歴史(ロードムービー)》が、2月11日〜14日に京都のTHEATRE E9 KYOTOで上映される。在日コリアン3世と日系スイス人のふたりの対話から、異なる背景を持つ人々が「いかに共に生きるのか」という問いを投げかける作品だ。

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第32回

【シリーズ:BOOK】カント美学の理論からその継承までを概説。『美学』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2020年12月号の「BOOK」2冊目は、美学者・小田部胤久が、カント『判断力批判』における理論やその背景、継承を概説する『美学』を取り上げる。

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