
絵画の慣習を覆すアーティスト。ジョシュ・スミスの個展がOIL by 美術手帖で開催へ
ニューヨークを拠点に活動しているアーティスト、ジョシュ・スミスの個展が、渋谷パルコ2階の「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催。絵画の歴史を深く意識しながら、自身の名前や魚などのモチーフを手描きした作品群を展示する。会期は1月15日〜26日。

ニューヨークを拠点に活動しているアーティスト、ジョシュ・スミスの個展が、渋谷パルコ2階の「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催。絵画の歴史を深く意識しながら、自身の名前や魚などのモチーフを手描きした作品群を展示する。会期は1月15日〜26日。

東日本大震災から10年目を迎える今年3月。当時被災し臨時の避難所となった水戸芸術館で、「想像力の喚起」をテーマにアーティストの試みを紹介する「3.11とアーティスト:10年目の想像」が開催される。会期は2月20日~5月9日。

今年4月1日付で、長谷川祐子が金沢21世紀美術館の新館長に就任予定であることがわかった。現館長の島敦彦は3月末で退任する。

1月23日に開館を予定していた、フランスのアートコレクターのフランソワ・ピノーによる私設美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」(Bourse de Commerce)が、新型コロナウイルス変異種の影響でふたたび開館を延期。オープニング展の設置は完了し、来場者を迎える準備はできているという。

今年3月24日より国立新美術館で開催予定だった「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」の開催中止が発表された。新型コロナウイルス感染拡大によって、バチカンからの作品輸送が困難なためだという。

第2回
気鋭の脳科学者であり、東京藝術大学大学院博士課程でアートを学ぶなど、美術に対する見識が広い中野信子が、アートを脳科学の視点から分析。マーケットに精通したギャラリスト・山下有佳子とともに、様々な視点からアートやアートマーケットを語り尽くす(後編)。

ペインティングや彫刻を中心に、現代社会における自然と人間の境界線を問う作品を手がける平子雄一。その個展「GIFT」が、東京・天王洲のKOTARO NUKAGAで開催される。会期は1月23日〜2月27日。

1979年に開館して以来、約40年にわたって日本の現代美術シーンを牽引してきた原美術館が、1月11日をもって東京での活動を終えた。春以降、「原美術館ARC」として群馬で活動する同館。その今後について、原美術館館長の内田洋子に話を聞いた。

島根県立美術館で、建築家・菊竹清訓の仕事を振り返る展覧会「菊竹清訓 山陰と建築」が開催される。会期は1月22日~3月22日。

社会や権力、権威を皮肉る作品で知られるアーティスト、マウリツィオ・カテラン。その中国での初個展「Maurizio Cattelan:The Last Judgment」が、北京のユーレンス現代美術センター(UCCA)で開催される。会期は11月20日〜2022年2月20日。

第22回グラフィック「1_WALL」のグランプリ受賞者・ちぇんしげが、東京・銀座のガーディアン・ガーデンで個展「《壽桃》壽レ桃」(もも まんじゅう ももヲ ことぶク *レはレ点)を開催。桃饅頭をテーマに、そこから広がるイメージの連続や、言葉遊びから派生する作品群を展示する。会期は2021年1月26日〜2月20日。

20世紀でもっとも重要な画家のひとりであるフランシス・ベーコン。その制作過程を垣間見ることができるドローイングなどで構成された「バリー・ジュール・コレクション」が、神奈川県立近代美術館 葉山の「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる」でお披露目された。

新型コロナウイルスの感染拡大以降、2度目となる緊急事態宣言が1月8日に発出され、「不要不急の外出自粛」や主に飲食店を対象とする営業時間短縮などが要請された。今回の宣言においても、飲食店のみならず、文化芸術に携わる者も公演自粛などの経済的損害を被る可能性は大きいだろう。こうした状況で声高に叫ばれる「自粛と補償はセット」について、弁護士・行政法研究者である平裕介が解説する。

森美術館が新型コロナウイルスによる臨時休館中の昨年5月に開設したオンライン・プログラム「MAMデジタル」。その新たな取組としてスタートさせた「MAMデジタル・プレミアム」は、日本における美術館では稀有なデジタル有料プログラムだ。このプログラムをスタートさせた背景に迫るとともに、「デジタルで稼ぐこと」の可能性を考える。

クィアの生活や物語がいかに芸術のなかで表現されてきたのかを探る展覧会「Queer(クィア)」が、オーストラリア・メルボルンのビクトリア国立美術館(NGV)で開催。絵画、ドローイング、写真、装飾美術、ファッションなど、同館のコレクションから300点以上の作品を展示する。会期は12月10日〜2022年6月。

「がまくんとかえるくん」シリーズで知られる絵本作家、アーノルド・ローベル(1933〜1987)。その原画や資料を紹介し作家の人生に迫る日本初展覧会「アーノルド・ローベル」展が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで開幕した。会期は1月9日〜3月28日。

高砂香料工業株式会社が長年にわたり収集してきた、香りにかかわるコレクションから約240点を選りすぐり紹介する展覧会「香りの器 高砂コレクション展」が、東京・汐留のパナソニック汐留美術館で開幕した。

国内外で世代を問わず愛されるイラストレーター・水森亜土が2種類の新刊を出版。その出版記念展「水森亜土 カワイイ世界展」が、大丸神戸店の7階美術画廊で開催される。会期は1月13日~19日。

3月に開館30周年を迎える芦屋市立美術博物館が、2020年9月から11月にコレクション展を開催した。30年の歩みのなかで収集してきたコレクションの全作家126名の作品群から、本展の企画協力者である福永信が選出し、学芸員が展示構成した約190点。同館をかたちづくる膨大な作品群と鑑賞者が対峙する空間において、本展ではどのような工夫がなされたのか? キュレーターの小金沢智がレビューする。

千葉県立美術館が1月13日より臨時休館することを発表した。