ムンク美術館が今春オスロに開館。単独アーティストの美術館としては世界最大級
ひとりのアーティストに捧げられた美術館としては世界最大級となる「ムンク美術館」がこの春、ノルウェーのオスロに開館する。

ノルウェーを代表する画家、エドヴァルド・ムンク(1863〜1944)。その名を冠した「ムンク美術館」がこの春、ノルウェー最大の都市・オスロに開館する。
同館は、ひとりのアーティストに捧げられた美術館としては世界最大級。スペインの建築事務所フアン・ヘレロスが担当した同館はウォーターフロントに位置し、13階建ての建物には7層にわたって11の展示室が設けられる。


同館が所蔵するムンクの作品数は2万6000点。全体の所蔵作品数は4万2000点におよび、開館時には220点のムンク作品が展示されるという。
またムンク美術館は現代アーティストの作品も展示。エドヴァルド・ムンク芸術賞の受賞者が個展を開催し、その第1弾はカミーユ・アンロとなる。
ムンク美術館のファサードは2019年に竣工しており、当初は2020年の開館を予定していたが、工事の遅延によって延期していた。
