
直島に新たな旅館「ろ霞」がオープンへ。全客室に現代美術作品を展示
A&C株式会社(本社:岡山県美作市湯郷、代表取締役:佐々木慎太郎)は2022年4月、直島内に全11室、露天風呂付き客室の旅館「ろ霞」をオープンさせると発表した。

A&C株式会社(本社:岡山県美作市湯郷、代表取締役:佐々木慎太郎)は2022年4月、直島内に全11室、露天風呂付き客室の旅館「ろ霞」をオープンさせると発表した。

世界的に活躍の幅を広げる山口歴の個展「LISTEN TO THE SOLITUDE」が銀座と渋谷で同時開催される。会期はGINZA SIXの銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUMが8月30日~9月14日、渋谷PARCOの「OIL by 美術手帖」が8月27日~9月6日。

第6回
アートコレクターとして、現代美術のコレクションを行う上での基礎的な知識やルール、知っておいた方が良い豆知識などをお届けするシリーズ企画。アートコレクター・コバヤシマヒロが案内する。

瀬戸内海に浮かぶ島のひとつである直島。ここのランドマークのひとつである草間彌生の《南瓜》が、台風9号の影響で大きく破損した。

鎧と人間をテーマに立体や絵画の制作を行い、多様な文化や感情が混ざり合った作品を通じて、現代社会の構造や、人類の歴史において普遍的に受け継がれてきたものを問いかけてきた野口哲哉。鎧兜というモチーフを選択する理由や、多様な制作技法を支えるデッサン力などについてインタビューした。

今年6月まで京都国立近代美術館で開催された現代アーティストのピピロッティ・リストの大規模個展「ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island-あなたの眼はわたしの島-」が、水戸芸術館現代美術ギャラリーで巡回開催される。プリツカー賞の受賞建築家・磯崎新が設計した展示空間でリストの活動の全体像を通覧する。

フィンランドの首都で初めて開催される「ヘルシンキ・ビエンナーレ」が、新型コロナの影響で丸一年遅れたものの、今年6月12日に開幕した。フィンランド内外から41名・組のアーティストが選ばれ、日本からは現在フランス・パリを拠点とする川俣正が参加している。メイン会場の旧軍用島、ヴァッリサーリでの主要な作品をいくつか選びながらリポートする。

1995年、東京都心の青山エリアを中心に開催された「水の波紋95」展。これを26年ぶりに復活させた「水の波紋展2021」が始まった。

第43回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第43回は85歳になってからフェルト製の人形をつくり続けているきよゑさんを紹介する。

ストリートカルチャーとアートシーンを接続する活動を展開するアーティスト・コレクティブ、SIDE CORE。青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)にて、ともに活動するグループEVERYDAY HOLIDAY SQUADによる個展「under pressure」のディレクションを行い、青森の土地や歴史についてのリサーチをもとに新作を発表した。メンバーの高須咲恵、松下徹、西広太志と映像制作を担当する播本和宜に、展覧会の担当学芸員が聞いた。

ミュージシャンとして知られる藤井フミヤの、1990年代からのアート活動を紹介する展覧会「多様な想像新世界 The Diversity」が浜松市美術館で開催中だ。様々な技法で制作された100点以上の作品が展示された本展の見どころをレポートする

東京・九段下にある歴史的建築「kudan house」を会場に、銀座 蔦屋書店アートギャラリーTHE CLUB マネージングディレクターの山下有佳子がキュレーションした展覧会「The Still Point – まわる世界の静止点」がスタートした。

世界遺産である京都の東寺を、チームラボがインタラクティブなアートに変える「チームラボ 東寺 光の祭 -TOKIOインカラミ」が開幕した。会期は9月19日まで。

今週開幕した展覧会と終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

公益財団法人泉屋博古館は、泉屋博古館(京都)と泉屋博古館東京(六本木)で使用するVI(ヴィジュアル・アイデンティティ)を制定。あわせて8月6日にウェブサイトもリニューアルした。

Chim↑Pomの卯城竜太らが運営する新宿のアートスペース「WHITE HOUSE」で開催された磯崎隼士の個展「今生」。独自の死生観と世界の素朴さを追求し、身体的な感覚や皮膚感をシリコン製の人工皮膚や、絵画で表現する磯崎が発表したのは自身の血で描いた絵画作品だ。本展を東京・根津のキュラトリアルスペース「The 5th Floor」キュレーターの髙木遊がレビューする。

今年3月に約75億円で落札されたBeepleのNFT作品の販売を促進したマーケットプレイス「MakersPlace」が、3000万ドル(約33億円)の資金を調達。サザビーズの元CEOであるビル・ループレヒトやラッパーのエミネムなど異業界の有力なプレイヤーたちが出資している。

江戸時代から現在までの東京で生まれた絵画、屏風、木版画、映像、写真などの作品に注目した展覧会「Tokyo:Art & Photography」が、イギリス・オックスフォードにあるアシュモレアン博物館で開催中。破壊と再生を繰り返してきた都市に目を向け、東京を世界でもっとも重要な文化的ホットスポットのひとつへと発展させたアーティストたちの物語が紹介されている。会期は2022年1月3日まで。

『遠い声』や『孤独のグルメ』で知られるマンガ家・谷口ジロー。その作品世界を自筆原画など約200点でたどる大規模個展「描くひと 谷口ジロー展」が、世田谷文学館で開催される。会期は2021年10月16日~2022年2月27日。

東京五輪が開催されるなかで新型コロナウイルスの感染拡大が急拡大している。この「第5波」によって美術館にも臨時休館などの影響が出始めている。