MAGAZINE

PREMIUM

一歩進んだサステナビリティ、境界なきクリエーション。「ミラノ・デザインウィーク2023」で見えた、優しくポジティブな世界観

イタリア・ミラノで「ミラノ・デザインウィーク2023」(4月17日~23日)が4年ぶりに通常4月の会期で開催された。エネルギーの再利用とリサイクル、再生、持続可能性にフォーカスされた今回のサローネの様子を、ミラノ在住のジャーナリスト・高橋恵がレポートする。

NEWS / REPORT

『プラダを着た悪魔』のパトリシア・フィールド、アートコレクション130点が中村キース・ヘリング美術館で一挙公開

映画『プラダを着た悪魔』(2006)や、テレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(1998〜2004)で衣裳デザイナーおよびスタイリストとして活躍したパトリシア・フィールド。その半世紀をかけて蒐集したアートコレクションを紹介する展覧会「ハウス・オブ・フィールド」展が、山梨の中村キース・ヘリング美術館で開催される。会期は6月3日〜2024年5月6日。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

感情、不完全さ、調節。トーマス・ヘザウィックが語る「人間味のある建物」

6月4日まで六本木ヒルズ森タワーの東京シティビューで森美術館が企画した「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」が開催されている。これまでの活動において「人間味」や「感情的な機能」を重要視してきた同スタジオの創設者、トーマス・ヘザウィックに彼が考える「人間味のある建物」について話を聞いた。

INTERVIEW

PREMIUM

セクシーロボットに潜む人間の本能。空山基インタビュー

1970年代より人体の曲線美とロボットを融合させた女性を描いてきた「セクシーロボット」シリーズで知られるイラストレーターの空山基は、これまでCDジャケットやグッズ、広告など多くの対象に、緻密な描写力や強いオリジナリティを発揮してきた。彼の表現欲求はどこから生ずるものなのだろうか?(本稿は2016年6月22日記事の再掲です)

INTERVIEW

藤井光の日本の戦争絵画を巡るインスタレーションが、ボックス&インスタレーション作品としてオンラインで公開へ

2022年に東京都現代美術館で発表された、藤井光による日本の戦争絵画をめぐるインスタレーション作品。それらをすべて解体・組み直して制作したボックス&インスタレーション作品《日本の戦争美術 1946》全153点が、オンライン展覧会として公開される。

NEWS / EXHIBITION

推しを連れてエンパクに行こう。愛とこだわりと執念による「推し活」の歴史をたどる

早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室で、「2023年度春季企画展推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化」が始まった。「集める」「共有する」「捧げる」「支える」の4章を通して、近年話題の「推し活」という現象を紐解く試みとなっている。会期は8月6日まで。

NEWS / REPORT

PREMIUM

国宝《燕子花図屏風》はどうやって生まれたのか。光琳の生きた時代から作品を照射する

根津美術館恒例の尾形光琳作・国宝「燕子花図屏風」の展示が始まった。今年はこの代表作を中心に、尾形光琳が生きた時代に制作された多様な作品から俯瞰し、その位置づけの可能性を拡げる興味深い試みからアプローチする(会場および作品の撮影は特別に許可を受けています)。

NEWS / REPORT