MAGAZINE

無言の抵抗としてのアート。ローレン・サイが語る作品制作

リアリティ番組『テラスハウス』への出演をきっかけに一躍注目を集めたモデル兼イラストレーター、ローレン・サイ。そのイラストレーション作品をフィーチャーしたライフスタイルブランド「CASETiFY」とのコラボレーションシリーズ「Lauren Tsai x CASETiFY」が4月20日より発売されている。渋谷PARCOにあるCASETiFY STUDiOで開催されている特別展示を機に、ローレンにその芸術実践についてインタビューを行った。

INTERVIEW

PREMIUM

第9回

10ヶ月で学ぶ現代アート 第9回:「現代アート」はいかにして社会を変えるか?──現代アートの「可能性」

文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第9回は、アートが社会に変化を起こす「可能性」について論じる。

韓国・ソウルに2番目のギャラリーをオープン。「Peres Projects」が若手作家の育成に注力する理由とは

ベルリン、ミラノ、ソウルの3都市に展示スペースを構えているギャラリー「Peres Projects」(ペレス・プロジェクツ)が、ソウルにおける2つ目の展示スペースを4月28日にオープンした。同ギャラリーが若手作家の育成に注力する理由について、創設者ハビエル・ペレスの言葉とともに紹介する。

NEWS / REPORT

まもなく英国王の戴冠式。ロンドン塔から運び出されて使われる宝飾品「コロネーション・レガリア」とは?

ロンドン屈指の観光スポット、ロンドン塔。イギリスを訪れた際に、足を運んだ人も少なくないだろう。11世紀にウィリアム1世によって建てられた城ながらも、16世紀以降は牢獄や処刑場とされた複雑な歴史を持つ場所だ。ロイヤルファミリーの宝飾品の保存・展示でも知られている。5月6日に行われるチャールズ王の戴冠式は、これらが実際に使われる様子を中継を通して日本でも見られる貴重な機会となるはずだ。

NEWS / HEADLINE

第13回

「わたしより大きなりんかく」をとらえて。平砂アートムーヴメントが可視化する公共空間の可能性

「平砂アートムーヴメント(HAM)」は、茨城県つくば市を拠点にアートイベントを企画する2019年に発足した活動団体だ。おもに筑波大学芸術専門学群の学生や卒業生で構成されるこの活動から、昨年実施された「HAM 2022『わたしより大きなりんかくがみえる』」を紹介。HAM2022の活動舞台となった一本の遊歩道「ペデストリアンデッキ」を歩きながら、主宰の3人に話を聞いた。

PREMIUM

近代産業の跡地で感性を拡張する。ミラノの非営利現代アートセンター「ピレリ・ハンガービコッカ」

ピレリ・ハンガービコッカ(Pirelli HangarBicocca)は、イタリア・ミラノ北部にある非営利現代アートセンター。同名の財団が運営し、元工業地帯の広大な敷地で国内外のアーティストの個展や様々なパブリック・プログラムを基本的に無料で開いている。どのような方針と組織で、新しく独創的な展覧会を生み出し続けてきているのだろうか。現地からレポートする。

NEWS / REPORT

第1回

なぜいま「セル画」なのか。セル画のNFTマーケットプレイス「楽座」代表・甲斐義和が見据える「アートとしてのセル画」

日本アニメのセル画に特化したRAKUICHI株式会社によるNFTマーケットプレイス「楽座(RAKUZA MARKET PLACE)」。2021年夏にオープンしたこのマーケットプレイスは「セル画をアートに」という目標を掲げ、セル画のフィジカルアセット型NFTの販売のみならず、セル画の制作技術を持つ仕上げ会社の協力のもと、セル画の保存や修繕の研究を行なっている。なぜ、現代においてこのセル画に着目し、その美術的価値をマーケットのなかで高めようとしているのか。代表を務める甲斐義和に話を聞いた。(PR)

PREMIUM

箱根・小田原で行くべき美術館はここ。豊かな自然のなかでアートの旅を

国内有数の温泉地であり、芦ノ湖や大涌谷といった景勝地や、江戸時代の関所の遺構といった歴史遺産を有する箱根・小田原。観光地として多くの人々が訪れるこの地域にあるおすすめの美術館をピックアップした。観光の際にはぜひ参考にしてもらいたい(本稿は2022年9月掲載記事の再編集版です)。

INSIGHT

「境界」からの離脱・解体。11日間の「インターアジア木版画実践」を目撃せよ

アジア各地の木版画による芸術・文化実践に焦点を当てた「解/拆邊界 亞際木刻版畫實踐 」(脱境界:インターアジアの木版画実践)が東京・上野の東京藝術大学大学美術館 陳列館2階でスタートした。編集部は開幕前日に会場となる藝大陳列館を訪問。設営中の様子も含めて、会場や作品の一部を紹介する。会期は4月28日〜5月8日の11日間。

NEWS / REPORT