
第5回
そこは、まるで「芸術ワンダーランド」。日藝の図書館から届いたブックリスト
全国の美大図書館から届いた選書で構成される「美大図書館の書架をのぞく」シリーズ。アートをもっと知りたい、アートも本も好きな読者に向けた新連載の第5回目は、東京・練馬区にある日本大学芸術学部にフォーカスする。

第5回
全国の美大図書館から届いた選書で構成される「美大図書館の書架をのぞく」シリーズ。アートをもっと知りたい、アートも本も好きな読者に向けた新連載の第5回目は、東京・練馬区にある日本大学芸術学部にフォーカスする。

リアリティ番組『テラスハウス』への出演をきっかけに一躍注目を集めたモデル兼イラストレーター、ローレン・サイ。そのイラストレーション作品をフィーチャーしたライフスタイルブランド「CASETiFY」とのコラボレーションシリーズ「Lauren Tsai x CASETiFY」が4月20日より発売されている。渋谷PARCOにあるCASETiFY STUDiOで開催されている特別展示を機に、ローレンにその芸術実践についてインタビューを行った。

文化庁は、令和5年度メディア芸術クリエイター育成支援事業として「国内クリエイター創作支援プログラム」と「国内クリエイター発表支援プログラム」の企画募集を開始した。応募期間は5月31日18時まで。

2023年4月末から5月にかけて開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

国内最大級の学生向けアートアワード「CAF賞」が今年も作品の募集を開始した。2023年度の受付は6月30日18:00まで。

第9回
文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第9回は、アートが社会に変化を起こす「可能性」について論じる。

ベルリン、ミラノ、ソウルの3都市に展示スペースを構えているギャラリー「Peres Projects」(ペレス・プロジェクツ)が、ソウルにおける2つ目の展示スペースを4月28日にオープンした。同ギャラリーが若手作家の育成に注力する理由について、創設者ハビエル・ペレスの言葉とともに紹介する。

ロンドン屈指の観光スポット、ロンドン塔。イギリスを訪れた際に、足を運んだ人も少なくないだろう。11世紀にウィリアム1世によって建てられた城ながらも、16世紀以降は牢獄や処刑場とされた複雑な歴史を持つ場所だ。ロイヤルファミリーの宝飾品の保存・展示でも知られている。5月6日に行われるチャールズ王の戴冠式は、これらが実際に使われる様子を中継を通して日本でも見られる貴重な機会となるはずだ。

第13回
「平砂アートムーヴメント(HAM)」は、茨城県つくば市を拠点にアートイベントを企画する2019年に発足した活動団体だ。おもに筑波大学芸術専門学群の学生や卒業生で構成されるこの活動から、昨年実施された「HAM 2022『わたしより大きなりんかくがみえる』」を紹介。HAM2022の活動舞台となった一本の遊歩道「ペデストリアンデッキ」を歩きながら、主宰の3人に話を聞いた。

東京・新宿区の草間彌生美術館で「草間彌生の自己消滅、あるいはサイケデリックな世界」が開幕した。本展は、草間のサイケデリック性にフォーカスしたものだ。会期は9月18日まで。

今年、惜しまれつつこの世を去った音楽家・坂本龍一。その没後初となる大規模個展「SOUND AND TIME」が、中国成都市(四川省)に新しくオープンする成都木木美術館(人民公園館)[M WOODS (People’s Park), Chengdu]の開館記念展として行われる。

奈良美智展「Moonlight Serenade ― 月夜曲」を機に金沢21世紀美術館が収蔵したプロジェクト型作品を紹介するコレクション特別展示+コミュニケーションプログラム「奈良美智―Dog-o-rama」が同館で開催されている。

アメリカ人アーティスト、アレックス・ダ・コルテのアジアの美術館としては初となる展覧会「Alex Da Corte Fresh Hell アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄」が、金沢21世紀美術館で開幕した。会期は9月18日まで。

ピレリ・ハンガービコッカ(Pirelli HangarBicocca)は、イタリア・ミラノ北部にある非営利現代アートセンター。同名の財団が運営し、元工業地帯の広大な敷地で国内外のアーティストの個展や様々なパブリック・プログラムを基本的に無料で開いている。どのような方針と組織で、新しく独創的な展覧会を生み出し続けてきているのだろうか。現地からレポートする。

第1回
日本アニメのセル画に特化したRAKUICHI株式会社によるNFTマーケットプレイス「楽座(RAKUZA MARKET PLACE)」。2021年夏にオープンしたこのマーケットプレイスは「セル画をアートに」という目標を掲げ、セル画のフィジカルアセット型NFTの販売のみならず、セル画の制作技術を持つ仕上げ会社の協力のもと、セル画の保存や修繕の研究を行なっている。なぜ、現代においてこのセル画に着目し、その美術的価値をマーケットのなかで高めようとしているのか。代表を務める甲斐義和に話を聞いた。(PR)

国内有数の温泉地であり、芦ノ湖や大涌谷といった景勝地や、江戸時代の関所の遺構といった歴史遺産を有する箱根・小田原。観光地として多くの人々が訪れるこの地域にあるおすすめの美術館をピックアップした。観光の際にはぜひ参考にしてもらいたい(本稿は2022年9月掲載記事の再編集版です)。

5月2日から27日まで東京・銀座の歌舞伎座で行われる初代尾上眞秀の初舞台『音菊眞秀若武者』。これを記念し、フランスの現代アーティスト、グザヴィエ・ヴェイヤンがデザインした祝幕が披露された。

イギリス・テートはテート・モダンの新館長として、オスロ国立美術館館長のカリン・ヒンスボーが9月に就任すると発表した。

アジア各地の木版画による芸術・文化実践に焦点を当てた「解/拆邊界 亞際木刻版畫實踐 」(脱境界:インターアジアの木版画実践)が東京・上野の東京藝術大学大学美術館 陳列館2階でスタートした。編集部は開幕前日に会場となる藝大陳列館を訪問。設営中の様子も含めて、会場や作品の一部を紹介する。会期は4月28日〜5月8日の11日間。

キュレーターを建築家の大西麻貴が、副キュレーターを建築設計事務所、o+hの共同代表を務める百田有希が務める「第18回ヴェネチア・ビエンナー 国際建築展」の日本館展示。その詳細が発表された。