「PRADA MODE 東京」が東京都庭園美術館で開催へ。館長・妹島和世が監修

プラダが5月12日・13日の2日間、「PRADA MODE」の第9弾を東京都庭園美術館で開催。多数のプログラムを展開する。

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 プラダによる現代文化をテーマにしたイベントのシリーズ「PRADA MODE」。その第9弾が、5月12日・13日の2日間にわたり東京都庭園美術館で開催される。

 「PRADA MODE」は、アーティストのカールステン・ホーラーが手掛けたアイコニックな「Prada Double Club」(2008/2009年ロンドン、2017年マイアミ)から自然発生的に生まれた、アート、音楽、食、エンターテイメントの分野を横断して一期一会な体験をもたらす、現代文化をテーマにしたイベントシリーズ。2018~22年にはマイアミ、香港、ロンドン、パリ、上海、モスクワ、ロサンゼルス、ドバイで開催され、これまでシアスター・ゲイツ、ジェイミー・ダイアモンド、ケイト・クロフォード、トレヴァー・パグレン、賈樟柯、ダミアン・ハースト、マルティーヌ・シムズなどのアーティストや映画監督、写真家による作品やインスタレーションを展示してきた。

 東京に初上陸する本展は、プラダとも長年コラボレーションをしている東京都庭園美術館館長で建築家の妹島和世が監修を担当。美術館および広大な庭園が、妹島和世がキュレーションするサイト・スペシフィックな作品を体験できる場所へと変貌するという。例えば、美術館の受付けはゲートハウスギャラリーとインスタレーションに、レストランはリスニングバーに変貌。また西洋庭園には西沢立衛による仮説パビリオンやインスタレーションが設置される。

 妹島はこのイベントに際し、「庭園美術館で『PRADA MODE東京』を開催することができ、大変嬉しく思っております。このイベントは、建築と庭園、アート、音楽がひとつになる新しいかたちのコミュニケーションの場所です。これは美術館を新しい公共の場とする試みです」とのコメントを寄せている。 

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