MAGAZINE

棟方志功の全容をたどる。東京国立近代美術館で「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」開催へ

「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功(1903〜1975)。その全容をたどる大規模回顧展「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」が、東京国立近代美術館で開催される。会期は10月6日~12月3日。

NEWS / EXHIBITION

8人のアーティストが解き明かす「土地の記憶と風景」。市原湖畔美術館開館10周年記念展が開催へ

市原湖畔美術館がそのほとりに建つ高滝湖と養老川をめぐり、8人のアーティストたちが美術館内外の空間にサイトスペシフィックな作品を展開する展覧会「湖の秘密 ―川は湖になった」が、同美術館にて開催される。会期は7月15日〜9月24日。

NEWS / EXHIBITION

ガウディはいかにしてサグラダ・ファミリア聖堂をつくったのか。東京国立近代美術館でその創造の源泉をたどる

スペイン出身で、カサ・ビセンスやサグラダ・ファミリア聖堂など世界遺産に登録された建築群で知られる建築家、アントニ・ガウディ(1852〜1926)。サグラダ・ファミリア聖堂に焦点を当て、ガウディの建築思想と造形原理を読み解く展覧会「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が東京国立近代美術館で開幕した。

NEWS / REPORT

チェルフィッチュが新作『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』を発表。日本語を母語としない俳優と協働

岡田利規率いるチェルフィッチュの新作舞台『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』が、吉祥寺シアターで8月4日〜7日、 ロームシアター京都 ノースホールで9月30日〜10月3日に上演される。本作は日本語を母語としない俳優との協働を構想して生まれた作品。

NEWS / EXHIBITION

渋谷で新たなアートプロジェクト。「Might Be Classics」の第1弾で現代美術家・菅野歩美の個展が開催へ

CCCアートラボが、渋谷広域圏においてにぎわいを創出することを目指す「まちづくり協定」の取り組みの一環として「Might Be Classics」プロジェクトを企画。その第1弾として、現代アーティスト・菅野歩美の個展「明日のハロウィン都市 / Halloween Cities of To-Morrow」が開催される。会期は6月18日〜7月7日。 

NEWS / EXHIBITION

制作者として、教師として、美術史に残るその軌跡。「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」がDIC川村記念美術館で開催

画家、デザイナー、そして美術教師として知られるジョセフ・アルバース(1888〜1976)を特集する展覧会「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」が千葉・佐倉のDIC川村記念美術館で開催される。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

脱植民地化と脱炭素化。2023年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展は「未来の実験室」を提示できたのか?

2年に1度開催されるヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展。第18回となる今年のビエンナーレは、ガーナ系スコットランド人の建築理論家レスリー・ロッコを総合ディレクターに迎え、「Laboratory of the Future(未来の実験室)」をテーマに掲げた展示が行われている。そのハイライトを、コーク大学ラディカル・ヒューマニティーズ・ラボラトリー ディレクターであり社会学者/現代美術の批評家であるエイドリアン・ファベルがレポートする。

NEWS / REPORT

PREMIUM

ムサビの「生成AIについての学長メッセージ」はいかに生まれたのか。キーパーソンに聞く

2023年5月11日、東京・小平市の武蔵野美術大学は「生成系人工知能(生成AI)についての学長からのメッセージ」を学生に向けて発表。その「美術大学」という学びの場としての独自の見解が大きな話題を呼んだ。このメッセージが発表されるまでの経緯や議論、そして今後期待することについて、学長・ 樺山祐和指揮のもとメッセージ作成を担当した同大情報教育センター長で視覚伝達デザイン学科教授・古堅真彦と、コンプライアンス面を監修した法学教授・志田陽子にメールインタビューで聞いた。

INTERVIEW

「砂糖」を通じて近代の台湾と日本の関係を紐解く。YCAMで見る、許家維+張碩尹+鄭先喻の伝統と現代を織り交ぜたアプローチ

日本統治時代の台湾における砂糖産業を起点に、台湾と日本の歴史的関係や近代化の記憶をたどるプロジェクトを共同で行っている台湾出身のアーティスト、許家維(シュウ・ジャウェイ)、張碩尹(チャン・ティントン)、鄭先喻(チェン・シェンユゥ)。3人による新作を発表する展覧会「浪のしたにも都のさぶらふぞ」が、山口情報芸術センター[YCAM]で開催されている。

NEWS / REPORT

PREMIUM

ステファニー・クエールが粘土で動物たちをつくり続ける理由

動物をモチーフにリアルな存在感をそなえた彫刻作品を手がけるステファニー・クエール。グレートブリテン島とアイルランドに挟まれたアイリッシュ海に浮かぶマン島に生まれ、現在も同島を拠点に制作を行う彼女の「Animal Instinct」と題する個展が、東京・千駄ヶ谷のGallery 38にて6月25日まで開催されている。来日した彼女に話を聞いた。

INTERVIEW