第15回
【シリーズ:BOOK】ロザリンド・E・クラウスの著書、待望の日本語全訳。『視覚的無意識』
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2019年8月号の「BOOK」1冊目は「レディメイド」「肉体的なもの」「不定形」といったキーワードを、フロイト、ラカン、バタイユらの理論を用いながら開示する、ロザリンド・E・クラウスの著書『視覚的無意識』を取り上げる。
第15回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2019年8月号の「BOOK」1冊目は「レディメイド」「肉体的なもの」「不定形」といったキーワードを、フロイト、ラカン、バタイユらの理論を用いながら開示する、ロザリンド・E・クラウスの著書『視覚的無意識』を取り上げる。
第6回
世界経済フォーラム(WEF)による2018年度版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は「調査対象の149ヶ国中110位」という低順位であることが明らかになったが、日本の美術界の現状はどうか。美術手帖では、全11回のシリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」として、日本の美術界でのジェンダーバランスのデータ、歴史を整理。そして、美術関係者のインタビューや論考を通して、これからあるべき「ジェンダーフリー(固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)」のための展望を示していく。第5回では芸術、地域、マイノリティといったテーマを研究してきた社会学者・山田創平があるべき「芸術実践とジェンダーの平等」を示す。
第1回
美術の世界は著作権法をはじめとする様々な法律と密接に関わっている。そこで、このシリーズ「アートと法 / Art Law」では、「Art Law」を業務分野として掲げる日本で数少ない弁護士のひとり、木村剛大が約1年にわたり、様々な法学的視点からアートと法の関わりを紐解いていく。第1回は、プロローグとして現代美術を語るうえで欠かせない「レディメイド」を取り上げ、法的分析のために分類していく。
第5回
世界経済フォーラム(WEF)による2018年度版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は「調査対象の149ヶ国中110位」という低順位であることが明らかになったが、日本の美術界の現状はどうか。美術手帖では、全11回のシリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」として、日本の美術界でのジェンダーバランスのデータ、歴史を整理。そして、美術関係者のインタビューや論考を通して、これからあるべき「ジェンダーフリー(固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)」のための展望を示していく。第4回では、社会で見過ごされてきた出来事や歴史をリサーチし、女性の立ち位置、既成の視点を問う作品を手がけてきたアーティスト・碓井ゆいに話を聞いた。
第4回
世界経済フォーラム(WEF)による2018年度版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は「調査対象の149ヶ国中110位」という低順位であることが明らかになったが、日本の美術界の現状はどうか。美術手帖では、全11回のシリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」として、日本の美術界でのジェンダーバランスのデータ、歴史を整理。そして、美術関係者のインタビューや論考を通して、これからあるべき「ジェンダーフリー(固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)」のための展望を示していく。第3回では、東京都現代美術館学芸員の藪前知子に現代美術を取り巻くジェンダーバランスについて話を聞いた。
第7回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1982年6月号から、特集「現代のドゥローイング・アーティスト」を紹介。
第14回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2019年6月号の「BOOK」2冊目は、クロスジャンル的に活動する批評家・佐々木敦が2017〜18年の展覧会、公演、書籍、映画などを通じて「現代アート」を問い直す『アートートロジー 「芸術」の同語反復』を取り上げる。
第13回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2019年6月号の「BOOK」1冊目は、震災後に岩手・陸前高田へ移り住み、変わりゆく風景や人々の言葉を記録してきたアーティスト・瀬尾夏美によるツイート集やエッセイ、絵物語を収録した『あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる』を取り上げる。
第3回
1990年代から、日本でもジェンダー視点を導入した展覧会が開催されるようになった。その流れを牽引したのが、2018年まで東京都写真美術館事業企画課長を務めた笠原美智子と、2016年まで栃木県立美術館学芸課長を務めた小勝禮子だ。美術館という現場の最前線で、現在まで継続してジェンダーの問題に多角的に取り組んでいる2人に、これまで企画した展覧会や、美術館制度について話を聞いた。(『美術手帖』2017年11月号特集「GENDER IS OVER!?」より転載)
第2回
世界経済フォーラム(WEF)による2018年度版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は「調査対象の149ヶ国中110位」という低順位であることが明らかになったが、日本の美術界の現状はどうか。美術手帖では、全11回のシリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」として、日本の美術界でのジェンダーバランスを取り巻くデータ、歴史を整理。そして、美術関係者のインタビューや論考を通して、これからあるべき「ジェンダーフリー(固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)」のための展望を示していく。第1回では、社会学者の竹田恵子が美術大学、美術館に関する男女比のデータを読み解く。
第1回
世界経済フォーラム(WEF)による2018年度版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は「調査対象の149ヶ国中110位」という低順位であることが明らかになったが、日本の美術界の現状はどうか。美術手帖では、全11回のシリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」として、日本の美術界でのジェンダーバランスを取り巻くデータ、歴史を整理。そして、美術関係者のインタビューや論考を通して、これからあるべき「ジェンダーフリー(固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)」のための展望を示していく。まずはプロローグとして企画趣旨を掲載する。
第5回
アーティストとのコラボレーションも増え、人々のファッションへの受容が拡大する現代。アーティストの美意識や思想に共感し、作品を購入するのと同じ意識で自身の衣服を選ぶ人も多いのではないか。このシリーズでは、ファッションの新境地を追求する気鋭のブランドを紹介していく。第5回は、昨年夏に島根県立石見美術館で初となる大規模展覧会を開催し、神戸への巡回も決定しているベルリンのファッションレーベル「THERIACA」について取り上げる。
第4回
アーティストとのコラボレーションも増え、人々のファッションへの受容が拡大する現代。アーティストの美意識や思想に共感し、作品を購入するのと同じ意識で自身の衣服を選ぶ人も多いのではないか。このシリーズでは、ファッションの新境地を追求する気鋭のブランドを紹介していく。第4回は、2019年春夏から継続してジョージア・オキーフら女性作家をフィーチャーしている「TARO HORIUCHI」について取り上げる。
第9回
Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探ってきたこのシリーズ。最終回となる今回は、卯城と松田による総括。彼らが目論む「ダークアンデパンダン展」とは?
第14回
作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。最終回では、松井が大垣の暮らし、1960年代の芸術状況、バルトークなどを語る。毎週土・日更新。
第8回
2018年、新宿・歌舞伎町のビルを一棟丸ごと使用し、「にんげんレストラン」を開催したことで話題を集めたChim↑Pom。彼らはこれまでも公共空間に介入し、数々のアートを展開してきた。本シリーズ「The Public Times」では、Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探る。第8回は、あいちトリエンナーレ2019の芸術監督である津田大介をゲストに迎え、現代における芸術祭やアーティストの役割について議論する。
第13回
作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。最終週となる第13回では、ボストンを訪れた蓮沼がこれまでの自身の活動を振り返る。毎週土・日更新。
第3回
アーティストとのコラボレーションも増え、人々のファッションへの受容が拡大する現代。アーティストの美意識や思想に共感し、作品を購入するのと似た意識で衣服を選ぶ人も多いだろう。このシリーズでは、ファッションの新境地を追求する気鋭を紹介していく。第3回は、消費者にファストファッションや大量生産を再考するポルトガルのファッションブランド「REALITY STUDIO」を取り上げる。
第12回
作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第12回では、松井が、蓮沼による展覧会「Someone’s public and private / Something’s public and private」の書簡を受け、小杉武久を論じる。毎週土・日更新。
第11回
作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第11回では、蓮沼が5月2日、ニューヨークのトンプキンス・スクエア・パークで行った1日限りの展覧会「Someone’s public and private / Something’s public and private」を振り返る。毎週土・日更新。