SERIES

第2回

統計データから見る日本美術界のジェンダーアンバランス。シリーズ:ジェンダーフリーは可能か?(1)

世界経済フォーラム(WEF)による2018年度版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は「調査対象の149ヶ国中110位」という低順位であることが明らかになったが、日本の美術界の現状はどうか。美術手帖では、全11回のシリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」として、日本の美術界でのジェンダーバランスを取り巻くデータ、歴史を整理。そして、美術関係者のインタビューや論考を通して、これからあるべき「ジェンダーフリー(固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)」のための展望を示していく。第1回では、社会学者の竹田恵子が美術大学、美術館に関する男女比のデータを読み解く。

第1回

日本の美術界を取り巻くジェンダーを考える。シリーズ:ジェンダーフリーは可能か?(プロローグ)

世界経済フォーラム(WEF)による2018年度版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は「調査対象の149ヶ国中110位」という低順位であることが明らかになったが、日本の美術界の現状はどうか。美術手帖では、全11回のシリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」として、日本の美術界でのジェンダーバランスを取り巻くデータ、歴史を整理。そして、美術関係者のインタビューや論考を通して、これからあるべき「ジェンダーフリー(固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)」のための展望を示していく。まずはプロローグとして企画趣旨を掲載する。

第5回

ファッションに見る新しい表現(5) THERIACA ラビオリなどから抽出するシルエットとは?

アーティストとのコラボレーションも増え、人々のファッションへの受容が拡大する現代。アーティストの美意識や思想に共感し、作品を購入するのと同じ意識で自身の衣服を選ぶ人も多いのではないか。このシリーズでは、ファッションの新境地を追求する気鋭のブランドを紹介していく。第5回は、昨年夏に島根県立石見美術館で初となる大規模展覧会を開催し、神戸への巡回も決定しているベルリンのファッションレーベル「THERIACA」について取り上げる。

第4回

ファッションに見る新しい表現(4) 「TARO HORIUCHI」 オキーフら女性作家の力強さをフィーチャー

アーティストとのコラボレーションも増え、人々のファッションへの受容が拡大する現代。アーティストの美意識や思想に共感し、作品を購入するのと同じ意識で自身の衣服を選ぶ人も多いのではないか。このシリーズでは、ファッションの新境地を追求する気鋭のブランドを紹介していく。第4回は、2019年春夏から継続してジョージア・オキーフら女性作家をフィーチャーしている「TARO HORIUCHI」について取り上げる。

第9回

アーティストたちよ、表層を揺さぶれ。 The Public Times vol.9(終)〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜

Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探ってきたこのシリーズ。最終回となる今回は、卯城と松田による総括。彼らが目論む「ダークアンデパンダン展」とは?

第14回

芸術という更地から次の可能性を見る。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(終)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。最終回では、松井が大垣の暮らし、1960年代の芸術状況、バルトークなどを語る。毎週土・日更新。

第8回

津田大介と語る、アーティストの新しい役割。The Public Times vol.8〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜

2018年、新宿・歌舞伎町のビルを一棟丸ごと使用し、「にんげんレストラン」を開催したことで話題を集めたChim↑Pom。彼らはこれまでも公共空間に介入し、数々のアートを展開してきた。本シリーズ「The Public Times」では、Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探る。第8回は、あいちトリエンナーレ2019の芸術監督である津田大介をゲストに迎え、現代における芸術祭やアーティストの役割について議論する。

第13回

「公園」から考えた、分断なきゆるやかなつながり。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(13)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。最終週となる第13回では、ボストンを訪れた蓮沼がこれまでの自身の活動を振り返る。毎週土・日更新。

第3回

ファッションに見る新しい表現(3) マティスやビュレンをトリビュートする「REALITY STUDIO」

アーティストとのコラボレーションも増え、人々のファッションへの受容が拡大する現代。アーティストの美意識や思想に共感し、作品を購入するのと似た意識で衣服を選ぶ人も多いだろう。このシリーズでは、ファッションの新境地を追求する気鋭を紹介していく。第3回は、消費者にファストファッションや大量生産を再考するポルトガルのファッションブランド「REALITY STUDIO」を取り上げる。

第12回

音楽と美術が接近していた時代の思考を再配置する。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(12)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第12回では、松井が、蓮沼による展覧会「Someone’s public and private / Something’s public and private」の書簡を受け、小杉武久を論じる。毎週土・日更新。

第11回

1日限りの展覧会「Someone’s public and private / Something’s public and private」を終えて。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(11)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第11回では、蓮沼が5月2日、ニューヨークのトンプキンス・スクエア・パークで行った1日限りの展覧会「Someone’s public and private / Something’s public and private」を振り返る。毎週土・日更新。

第2回

ファッションに見る新しい表現(2)「PUGMENT」 複眼的アプローチが拓く新境地

アーティストとのコラボレーションも増え、人々のファッションへの受容が拡大する現代。アーティストの美意識や思想に共感し、作品を購入するのと似た意識で衣服を選ぶ人も多いだろう。このコーナーでは、ファッションの新境地を追求する気鋭のブランドを紹介していく。第2回は、路上に落ちている衣服のディティールを熱転写プリントしたり、古着のミリタリーウェアを燃やした灰から衣服を展開する「PUGMENT」を取り上げる。

第1回

ファッションに見る新しい表現(1)「HENRIK VIBSKOV」の風を比喩する試み

アーティストとのコラボレーションも増え、人々のファッションへの受容が拡大する現代。アーティストの美意識や思想に共感し、作品を購入するのと同じ意識で自身の衣服を選ぶ人も多いのではないか。このシリーズでは、ファッションの新境地を追求する気鋭のブランドを紹介していく。初回は、デンマークのブランド「HENRIK VIBSKOV」について取り上げる。

第11回

シリーズ:これからの美術館を考える(終) 先進美術館(リーディング・ミュージアム)構想が成功した、とする

昨年5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日本の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。最終回は、アーティストとして国内外の美術館で展覧会を行ってきた経験を持つ田中功起の言葉。

第10回

作家も批評家も観衆も「行為に移していかなければいけません」。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(10)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第10回では松井が、美術批評家の東野芳明の観衆論から「芸術の受け手」のあり方について語る。毎週土・日更新。

第9回

作品の政治性とラディカルさ、時間の見直し。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(9)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第9回では、蓮沼がフェリックス・ゴンザレス=トレス、アルフレッド・ジャー、高松次郎、磯谷博史らの作品と自身の関心の接合点を語る。毎週土・日更新。

第8回

「デスクトップ・リアリティ」という公共圏。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(8)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第8回では、松井が「公共圏」の言葉を起点に、図書館の役割、永田康祐の作品《Sierra》、網守将平の楽曲「偶然の惑星」などを語る。毎週土・日更新。

第7回

ニューヨークで行う、1日限りの試み。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(7)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第7回では、蓮沼が5月2日にニューヨークにて行う1日限りの展覧会「Someone’s public and private / Something’s public and private」について語る。毎週土・日更新。

第10回

シリーズ:これからの美術館を考える(10) 日本の美術館はコレクション情報をどう扱っていくべきか

昨年5月に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想。これを発端に美術手帖では「これからの日本の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探るシリーズを掲載してきた。第10回は、国立西洋美術館で学芸課情報資料室長を務める川口雅子が、美術館の根幹を成すコレクション情報の重要性と、その未来について提言する。

第6回

縮減と延命をポジティブに考える。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(6)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第6回では、3月30日に岐阜県で行われたイベント「羽島市勤労青少年ホームを記憶し記録する1日」に準備段階から関わった松井が「市民」と「公共」について考える。毎週土・日更新。