日本と台湾の交流を文化で紡ぐ。文化交流事業「Taiwan NOW」が東京、オンライン、高雄の3会場で開催へ

日本と台湾の文化交流や親善をより深めるため、両国のアーティストやクリエイターが参加する文化交流事業「Taiwan NOW」(台湾ナウ)が、東京、バーチャル会場、台湾・高雄で開催。東京とバーチャル会場の会期は10月30日〜11月14日で、台湾・高雄会場の会期は12月25日を予定している。

NEWS / PROMOTION

第24回文化庁メディア芸術祭の受賞作品展が開催中。日本科学未来館で「いま」を映すメディア表現を見る

アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰し、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル「文化庁メディア芸術祭」。その受賞作品展が、東京・お台場の日本科学未来館で開催中だ。その見どころをピックアップして紹介する。

NEWS / PROMOTION

「来迎図」からの着想を現代絵画としてかたちにする。舘鼻則孝インタビュー

KOSAKU KANECHIKAにて「Descending Painting」展が開催中の舘鼻則孝。大学の卒業制作で手がけた「ヒールレス・シューズ」がレディー・ガガの専属スタイリストの目に留まり、ステージやミュージックビデオで着用される靴のデザイナーとして注目された。それが今回、ペインティングも靴も同じスタンスで制作をしていることがインタビューから伝わってきた。

INTERVIEW / OIL

510億円の絵画はいまどこに? 《サルバトール・ムンディ》をめぐるドキュンタリー映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』が公開

2017年、約510億円という美術史上最高額で落札されアート界を震撼させた《サルバトール・ムンディ》。レオナルド・ダ・ヴィンチ作とされる本作は、落札後いまだに一般公開されていない。この作品の顛末を追うドキュンタリー映画が、11月26日に公開される『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』だ。

NEWS / HEADLINE

ささいなことが世界を変える。目[mé]×中野信子

この夏、7月と8月に都内2ヶ所の空に巨大な顔を浮かべるプロジェクト《まさゆめ》を実現し、SCAI THE BATHHOUSEでは「ただの世界」と題する個展を開催した現代アートチーム「目[mé]」。そのアトリエを脳科学者の中野信子が訪問。メンバーの荒神明香と南川憲二と語り合った。

INTERVIEW

「描く」ことの根源への投企。深川雅文 評 村田峰紀+盛圭太「庭へ」展

ともに多摩美術大学の彫刻学科を卒業した村田峰紀と盛圭太。原初的な「かく」ことに迫る村田と線の起源を「糸」にみる盛、その2人がいま交差することで生まれる表現とはなにか。東京・青山のvoid+で開かれた二人展「庭へ」をインディペンデント・キュレーターの深川雅文がレビューする。

REVIEW

安藤忠雄の平面作品から約40現代美術家の作品まで。珠玉の大林コレクション展を「WHAT MUSEUM」で見る

日本を代表する現代アートコレクターのひとり、大林剛郎のコレクションを紹介する展覧会が、東京・天王洲の「WHAT MUSEUM」で開幕した。「安藤忠雄 描く」「都市と私のあいだ」「Self-History」という3つのテーマに沿った展示を通して、大林コレクションの変遷に迫る。

NEWS / REPORT

第45回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:自分が自分であるために

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第45回は、障害者団体で働きながら絵を描き続ける奥村ユズルさんを紹介する。