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アート・バーゼル2021が閉幕。好調な販売で「国際的なアートマーケットが再活性化」

2年ぶりにリアルで開催された世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」が、9月26日に閉幕した。6日間の会期中に約6万人が来場し、好調な販売が伝えられた。

アート・バーゼル2021「アンリミテッド」の展示風景より (C) Art Basel

 9月26日までスイス・バーゼルで開催された世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」が、閉幕レポートを発表した。

 2年ぶりにリアルで開催された今年のフェアには、33の国と地域から272のギャラリーが出展した。VIPデーとあわせて6日間の会期中には約6万人が来場。ヨーロッパやアメリカ、中東、アフリカの個人コレクターに加え、カルティエ現代美術財団(パリ)、MAXXI財団(ミラノ)、シカゴ現代美術館(シカゴ)、シュテーデル美術館(フランクフルト)、サーペンタイン・ギャラリー(ロンドン)、グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、テート(ロンドン)、ザヘンタ国立美術館(ワルシャワ)など、300以上の美術館・機関のキュレーターや担当者も来場したという。

 「ギャラリーズ」「フィーチャー」「ステートメント」「エディション」などのセクターのほか、「アンリミテッド」では62点の大型作品を発表し、「パルクール」では20点のサイト・スペシフィック・プロジェクトを展示。また、アーティストのモンスター・チェットウィンドとセシリア・ベンゴレアによるふたつのパフォーマンスや、フィルム、トークプログラムなども展開された。

アート・バーゼル2021 © Art Basel

 アート・バーゼルのグローバル・ディレクター、マーク・シュピーグラーは、「今年のアートバーゼルは画期的な展示だった」としつつ、次のようにコメントしている。

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