
海と人と酒と。詩人・黒川隆介が歩いた宮崎市
多くの土地の魅力を肌で感じ、そこで得たものを詩作してきた詩人・黒川隆介が宮崎市を初来訪。この地で黒川は何を見て、何を語るのか。旅の様子をお届けする。

多くの土地の魅力を肌で感じ、そこで得たものを詩作してきた詩人・黒川隆介が宮崎市を初来訪。この地で黒川は何を見て、何を語るのか。旅の様子をお届けする。

2023年10月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。 *最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

パリ市立近代美術館で、戦後フランス絵画史に鮮やかな軌跡を残したニコラ・ド・スタールの回顧展が開幕した。その短く情熱的な生き様は、ジャン=リュック・ゴダールの映画でも主人公のモデルとなった。独自の絵画を刷新し続けた類まれな画家について、現地からリポートする。

第17回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第17回は、画家でありデザイナーのジョセフ・アルバースの「教師」としての側面に光を当てるDIC川村記念美術館の企画展「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」をピックアップする。アルバースは学生たちに何を教え、学生たちは何を学んだのか。そして、それらはどのようなかたちでアルバースの作品に表れるのか。学芸員・亀山裕亮が語る。

名古屋出身のペインター・三輪瑛士の個展「RuminatioN」が、東京・自由が丘にあるhIDE GALLERYで開催される。100号Sの大作を含む新作が展示される本展の会期は10月28日〜11月12日。

上海の有数な観光地・外灘(バンド)の北の部分に位置するロックバンド地区。そこで、17年にわたってビルの改修と改築が完成した。それを記念し、今年のプリツカー賞を受賞した建築家デイヴィッド・チッパーフィールドがディレクターを務める第1回のバイアニュアル「RAM Assembles」が始まっている。

9月10日まで大阪の国立国際美術館で開催された、「ホーム」の意味を国内外の現代美術家が問いかける展覧会「ホーム・スイート・ホーム」。出展作家のひとりであり、ジョージア出身で現在はベルリンを拠点に活動しているアンドロ・ウェクアに、本展の展示作品やそこに込められた思いなどについて聞いた。

東京・天王洲にある「WHAT MUSEUM」でコレクター・竹内真が収集した現代アートと家具の作品を中心に紹介する展覧会「心のレンズ」がスタートした。本展の見どころをレポートする。

美術家・井田幸昌の初となる美術館個展「Panta Rhei | パンタ・レイ − 世界が存在する限り」が、米子市美術館から京都市京セラ美術館に巡回。12月3日まで開催されている本展の会場の様子をレポートする。

奈良県立美術館の開館50周年を記念し、特別展「仮面芸能の系譜-仮面芸能のふるさと奈良-」が開催される。仮面芸能にまつわる約140件を展示することで、奈良で育まれてきた仮面芸能を体系的に紹介するものとなる。会期は9月30日〜11月12日。

第4回
「デザイン史」の視点から現代における様々なトピックスを考える連載企画「『デザイン史』と歩く現代社会」。テーマごとに異なる執筆者が担当し、多様なデザインの視点から社会をとらえることを試みる。第4回は、神奈川大学国際日本学部でデザイン学や文化交流史の教鞭を執る角山朋子が、20世紀初頭にオーストリアで設立された「ウィーン工房」を起点に、企業経営におけるデザインの在り方について論じる。

名古屋市美術館で現代美術家・福田美蘭の個展、特別展「開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?」が開催されている。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

1955年に「銀座文化劇場」として誕生し、長い歴史をもつ劇場「シネスイッチ銀座」が、同ビル内で新ギャラリー「ギャラリーアートハウス」をスタート。そのこけら落とし展覧会として、「銀座の小さな春画展」が開催される。会期は10月21日〜12月17日。

今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

オランダ・アムステルダムにあるゴッホ美術館の開館50周年を記念し、同館とポケモンのコラボレーション企画が発表。9月28日から2024年1月7日まで、ピカチュウやイーブイ、カビゴンなど人気キャラクターの絵が同館で鑑賞することができる。

港区・麻布台にオープンする麻布台ヒルズの「麻布台ヒルズギャラリー」。その開館記念展として「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」が開催される。会期は11月24日〜2024年3月31日。

箱根のポーラ美術館が、約100年前の機械と人間との様々な関係性を問いかける「モダン・タイムス・イン・パリ 1925-機械時代のアートとデザイン」展を開催する。会期は12月16日〜2024年5月19日。

2013年に没後初めての回顧展がポンピドゥー・センターで開催され、評価が高まるハンガリー出身でフランスで活躍した抽象画家シモン・アンタイ。その回顧展「Folding」が、エスパス ルイ・ヴィトン大阪で始まった。会期は2024年2月4日まで。

「さいたま国際芸術祭2023」の全体テーマ「わたしたちWe」の一環として、女性の生活・人生をテーマにした市民プロジェクト「Women’s Lives 女たちは生きている―病い、老い、死、そして再生」が、さいたま市プラザノース ノースギャラリーで開催される。会期は10月9日~22日。

金沢21世紀美術館が「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)─次のインターフェースへ」展を開催する。アーティスト、建築家、科学者など、11ヶ国の専門家23組による領域横断的なアプローチからテクノロジーと人類との関係を探る。会期は10月7日〜2024年3月17日。