時代の狭間で絵師たちは何を描いたのか? サントリー美術館「激動の時代 幕末明治の絵師たち」に見る変遷

江戸から明治へと移り変わる激動の19世紀において、日本絵画の伝統を受け継ぎながら新たな表現へ挑戦した絵師たち。そんな幕末〜明治期に個性的な作品を描いた絵師や変革を遂げた画派の作品に着目する展覧会「激動の時代 幕末明治の絵師たち」が、東京・六本木のサントリー美術館で始まった。会期は12月3日まで(会期中展示替えあり)。

NEWS / REPORT

PREMIUM

美術界のジェンダー・バランス再考

10月11日の国際ガールズ・デーに寄せて、シリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」の第1回に寄稿した社会学者・竹田恵子の論考を掲載する。若い世代に関連する美術大学の統計データに基づいて、前回記事以降の変化や明らかになった現状を読み解く。

INSIGHT

日本のグラフィック文化はいかにグローバルな情報社会と向きあってきたのか。企画展「もじ イメージ Graphic 展」が21_21 DESIGN SIGHTで開催へ

近代のグラフィックデザイン、およびDTPが主流となった1990年代以降のデザインを、文字とデザインの関係から紐解いていく企画展「もじ イメージ Graphic 展」が東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。会期は11月23日〜2024年3月10日。

NEWS / EXHIBITION

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研究記録を収めた図録は必読。国立歴史民俗博物館の「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-」で注目のグッズ5選

千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で、小説、映画、マンガなど様々な分野の作品の題材にもなっており、認知も高い陰陽師の歴史とそこから生み出されてきた文化を検証する企画展示「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-」が開催中。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

INSIGHT

PREMIUM

第11回

金澤韻連載「中国現代美術館のいま」:宝石のような安藤忠雄建築を中国南部に訪ねる──和美術館

経済発展を背景に、中国では毎年新しい美術館・博物館が続々と開館し、ある種珍異な光景を見せている。本連載では、そんな中国の美術館生態系の実態をインディペンデントキュレーター・金澤韻が案内。第11回は、2020年に開館した和美術館(HE Art Museum)をお届けする。

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第10回

坂茂建築と溶け合うミュージアムショップ。OPAMの「Porto Porta(ポルト・ポルタ)」へ

美術館・博物館に行った際にはセットで訪れることが多いミュージアムショップ。日本全国にあるミュージアムのなかからとくに注目したいものを、ミュージアムショップのプロである株式会社メソッド代表取締役・山田遊がバイヤー目線で紹介する。第10回は、大分市にある坂茂建築である大分県立美術館(OPAM)のミュージアムショップを取り上げる。

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身につけ、持ち歩く井田幸昌。京都市京セラ美術館の「Panta Rhei | パンタ・レイ − 世界が存在する限り」で注目のグッズ5選

美術家・井田幸昌の初となる美術館個展「Panta Rhei | パンタ・レイ − 世界が存在する限り」が、米子市美術館から京都市京セラ美術館に巡回。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

INSIGHT

PREMIUM

「永遠の都ローマ展」をより深く鑑賞するための10のヒント

2023年9月16日から、ローマのカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、ローマ建国から近代までの歴史と芸術を紹介する展覧会「永遠の都ローマ展」が東京都美術館で開催中。そこで、展覧会でクローズアップされている彫刻などを中心に、鑑賞に役立つ興味深い10のヒントをまとめてお届けする。

INSIGHT

「AMBIENT KYOTO 2023」が拡張する「アンビエント」の定義

昨年、京都中央信用金庫 旧厚生センターを会場に初めて開催された、アンビエントをテーマにした展覧会「AMBIENT KYOTO」。その2回目が開幕した。坂本龍一のアルバム『async』を最高レベルの音響空間で体験できる、高谷史郎とのコラボレーション作品を含め、本展の見どころをレポートする。

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