建築家・坂茂による被災地支援プロジェクトが進行中。能登半島地震の避難所に紙の間仕切りと段ボールベッドを設置

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震。それに際し、建築家・坂茂が代表を務めるNPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)と坂茂建築設計が被災地支援プロジェクトを進行させている。

額谷ふれあい体育館 令和6年能登半島地震被災地支援プロジェクト NPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)+坂茂建築設計

 2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震。それに際し、建築家・坂茂が代表を務めるNPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)と坂茂建築設計が被災地支援プロジェクトを進行させている。

 1月9日には、被災者用避難所となっている金沢市の額谷ふれあい体育館に150ユニットの「紙の間仕切りシステム(PPS)」と段ボールベッドを設営。PPSとは、坂が考案した紙管でできたフレームに布を掛けて完成するシンプルなパーテーションだ。プライバシー確保に有用な手段として、いままでも様々な被災地や難民支援プロジェクトとして活用されてきた。

 その後、1月13日、14日、17日には珠洲市緑丘中学校にPPSを150ユニット設置。15日には、白山市松任総合体育館に480ユニット、内灘町ほのぼの湯には30ユニットの設置を完了させている。

額谷ふれあい体育館 令和6年能登半島地震被災地支援プロジェクト NPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)+坂茂建築設計
珠洲市緑丘中学校 令和6年能登半島地震被災地支援プロジェクト NPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)+坂茂建築設計
白山市松任総合運動公園体育館  令和6年能登半島地震被災地支援プロジェクト NPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)+坂茂建築設計

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