
10月1日は都民の日。観覧無料となる美術館・博物館の展覧会をピックアップ
10月1日は「都民の日」。都立の美術館や博物館で開催されているもので、観覧無料となる展覧会を紹介する。

10月1日は「都民の日」。都立の美術館や博物館で開催されているもので、観覧無料となる展覧会を紹介する。

10月17日に開業する「京都髙島屋S.C.」の5、6階に「京都 蔦屋書店」がオープン。彫刻家・名和晃平や現代美術家・森洋史の展覧会のほか、若手注目作家らによる作品展が一斉に開催される。

グスタフ・クリムトやエゴン・シーレの絵画などを収蔵している「ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ本館」。2019年より改修・拡張工事のため一時休館中の同館が、12月6日にリニューアルオープンする。

日本科学未来館の常設展示が7年ぶりにリニューアルされる。今年11月22日に公開を予定している、「ロボット」「地球環境」「老い」をテーマとする新たな展示の内容が決定した。

デザイナーとして知られる森田恭通による個展「In Praise of Shadows -ヴェルサイユ宮殿 森田恭通写真展」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで始まった。世界でもっとも知られている宮殿のひとつであるヴェルサイユ宮殿を、森田はどのように写真に収めたのか。

岐阜県高山市の重要文化財・日下部家住宅を活用した日下部民藝館で、メディアアーティスト落合陽一の個展「ヌル即是計算機自然:符号化された永遠, オブジェクト指向本願」が始まっている。

鉄を主な素材に、素材本来の硬質感や彫刻の概念から解放されたような作品を発表してきた青木野枝の個展「光の柱」が、千葉の市原湖畔美術館で開催される。会期は10月14日〜2024年1月14日。

9月15日から19日まで行われていたロンドン・ファッション・ウィークにあわせて、デザイン・ミュージアムでは「レベル:30イヤーズ・オブ・ロンドンファッション」がスタートした。これは英国ファッション協会が若い才能を支援するためのプログラム「ニュージェン」設立30周年の節目を記念して、そこでデビューしたデザイナーたちを紹介するエキシビションだ。またその最初のひとりであるアレキサンダー・マックイーンのコーナーもあり、彼の初期のデザインを間近にみられる非常に貴重な機会ともなっている。会期は2024年2月11日まで。

小磯良平の生誕120年を記念した特別展「働く人びと 働くってなんだ?日本戦後/現代の人間主義(ヒューマニズム)」が神戸市立小磯記念美術館で開催される。会期は10月7日~12月17日。

サンローランは、同ブランドとパートナーシップを結ぶ「メゾン・ゲンズブール」がパリ7区にオープンすることを発表した。メゾン・ゲンズブールはセルジュ・ゲンズブールが22年間暮らした邸宅とミュージアムなどで構成される。

石川県珠洲市を舞台として開催される芸術祭「奥能登国際芸術祭2023」が9月23日〜11月12日の会期でスタートした。3回目の開催となる今年は、14の国と地域から59組が参加。第1回目からの常設を含め、珠洲市内にあわせて60点の作品が展開されている。

色あざやかな焼き物「九谷焼」を、見る・知る・めぐる芸術祭として回数を重ねてきた「KUTANism(クタニズム)」。その5回目が10月6日〜11月5日の会期で石川県小松市・能美市の各所を舞台に開催される。

身体の感覚を揺さぶるような大規模なインスタレーションで知られる現代美術家、大巻伸嗣。その個展「大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ」が、東京・六本木の国立新美術館で開催される。会期は11月1日〜12月25日。

2021年に開催された新たな国際芸術祭「東京ビエンナーレ」。その2回目が東京都心の北東部を舞台にスタートした。その見どころを総合ディレクター・中村政人の言葉とともに紹介する。

国立新美術館で、20世紀後半のファッションを牽引したデザイナー、イヴ・サンローランの40年にわたるクリエイションの歴史を紹介する展覧会「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が開催中。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

大分・別府市の混浴温泉世界実行委員会が、別府を舞台とするアートフェア「Art Fair Beppu 2023」が初開催を迎えた。アーティストが主体となるこのフェアは、なぜ開催に至ったのか?

名古屋市美術館で現代美術家・福田美蘭の個展、特別展「開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?」が開幕。絵画という伝統的なメディアを使ってイメージの蓄積を表現する、その活動を明らかにする展覧会となっている。会期は11月19日まで。

2021年9月にパリで公開された、故クリストとジャンヌ=クロードによるエトワール凱旋門を布で包むプロジェクト「L’Arc de Triomphe, Wrapped(包まれた凱旋門)」。同プロジェクトで使用された素材が、2024年のパリオリンピック・パラリンピックなどのイベントで再利用されることが発表された。

混浴温泉世界実行委員会がが昨年スタートさせたアートプロジェクト「Alternative-State」。その新作が披露された。

自身の名を冠したブランド「JW アンダーソン」を率いるとともに、「ロエベ」のクリエーティブ・ディレクターも務めるファッションデザイナー、ジョナサン・アンダーソン。アートへの深い造詣でも知られる彼がキューレーションするエキシビション「オン・フット」が、現在ロンドンのギャラリー、オファー・ウォーターマンで開催されている。会期は10月28日まで。芸術とファッション、そしてロンドンの街が交差する、ユニークで興味深い展示となっている。