KAWSがInstagramでチャリティーセールスを開催。収益はNYの慈善団体に寄付へ

新型コロナウイルス感染症が世界中に延焼しているなか、KAWSが自身のInstagramでチャリティーセールスを開催。毎回のセールスでは25枚の小型のプリント作品が出品され、作品販売の収入はニューヨークの慈善団体に寄付される。

KAWSのInstagramより

 新型コロナウイルス感染症が世界中に巨大な混乱を招いているなか、美術機関やギャラリーが相次ぎ慈善活動にコミット。こうした状況下、個人のアーティストもアクションを起こしている。

 KAWSは4月10日、自身のInstagramでチャリティーセールスをスタート。現時点(4月15日)で3回開催されてきたこのセールスでは、各回で25枚の小型のプリント作品が出品。それぞれの作品にはKAWSのサインと番号がつけられており、一作品の価格は1200ドル(約13万円)。また、毎回の収入は異なる慈善団体に寄付される。

 これらの団体には、十分な教育を受けていない子供や若者たちに美術教育プログラムを提供する「Free Arts NYC」、ニューヨーク市の住民たちに社会サービスやアートプログラム、およびヘルスケアサービスを提供する「Henry Street Settlement」、ニューヨーク市にある非営利飢餓救済団体「Food Bank For NYC」が含まれている。

 作品の購入には、prints@kaws.comにEメールでリクエストすることが必要。抽選で当たった購入希望者には、支払い方法について連絡される。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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