やくしまるえつこが、日本人初の「アルス・エレクトロニカ賞 STARTS PRIZE」グランプリ受賞

音楽活動のみならず、アートの分野でも多彩な活動を展開するやくしまるえつこが、メディア・アート界のオスカーともいわれる「アルス・エレクトロニカ賞」の「STARTS PRIZE」で、日本人初となるグランプリを受賞。受賞作の《わたしは人類》は、微生物の塩基配列を用いたバイオアートだ。

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映しだされる「アメリカの今」。 ホイットニー・バイエニアル 2017 現地レポート

ニューヨークのホイットニー美術館では、「ホイットニー・バイエニアル 2017」が6月11日まで開催されている。1932年に発足し、最新のアメリカ美術の定期的なサーベイ・ショーとしては米国内でもっとも長い歴史を持つ。今回で78回目を迎えた展示の様子を現地からレポートする。

INSIGHT

【ギャラリストの新世代】KOSAKU KANECHIKA 金近幸作

都内の新たなアートスポットとなった天王洲のアートコンプレックスに今年3月、KOSAKU KANECHIKAが開廊した。若手作家の作品を中心に、絵画、陶芸、立体など多彩なジャンルの作品を扱うギャラリー。代表を務める金近幸作にインタビューを行った。

INTERVIEW

原発事故後の世界を描いた問題作『STOP』公開。鬼才キム・ギドク監督インタビュー

1996年に『鰐~ワニ~』でデビュー以来、『悪い男』『春夏秋冬そして春』『うつせみ』など数々の作品を世に送り出し、ベルリン国際映画祭やヴェネチア国際映画祭での受賞をはじめ、国際的に高い評価を受けている映画監督、キム・ギドク。その最新作であり、日本での上映が困難とされてきた問題作『STOP』が、5月13日から日本で公開される。2011年の東日本大震災にともなう福島第一原子力発電所のメルトダウンをテーマにした本作は、キム・ギドクが監督・撮影・照明・録音をすべて一人で行った執念の作品だという。公開を前に来日した監督に、本作について聞いた。

INTERVIEW