
「インターフェイス」をキーワードに見る、戦後写真の巨人・東松照明
1960年代初頭から活躍した写真家・東松照明の展覧会が、赤坂のフジフイルム スクエアで開催。これまでまとまったかたちで発表されることのなかった2つのシリーズ「プラスチックス」「インターフェイス」が公開される。

1960年代初頭から活躍した写真家・東松照明の展覧会が、赤坂のフジフイルム スクエアで開催。これまでまとまったかたちで発表されることのなかった2つのシリーズ「プラスチックス」「インターフェイス」が公開される。

国際美術評論家連盟の日本支部にあたる美術評論家連盟(会長:峯村敏明)は5月31日付で、群馬県立近代美術館で開催されている企画展「群馬の美術2017」における白川昌生作品の出品取り消しに対する抗議声明を群馬県知事および群馬県立近代美術館宛に送付、公表した。

漫画家・根本敬がピカソの大作《ゲルニカ》サイズ(349×777cm)の絵画を描くプロジェクト「根本敬のゲルニカ計画」がクラウドファンディングで制作資金調達をスタートさせた。

3月8日から東京・国立新美術館で開催されている「ミュシャ展」に、メセナ活動支援の一環として協賛していた伊藤忠商事が、「FEEL THE Mucha HEART 〜民衆のための芸術(デザイン)とチェコへの愛〜」展を伊藤忠青山アートスクエアにて開催する。

黒宮菜菜、二藤建人、若木くるみの3名が参加する、人類の創作活動の根元を軸とした展覧会「のっぴきならない遊動」が開催中。京都芸術センターにて、7月2日まで。

タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで7月1日まで、写真家・荒木経惟の個展「写狂老人A 17.5.25で77齢 後期高齢写」が開催されている。アラーキーが同ギャラリーで24回目の個展で見せる新作とは?

グラフィティに用いられるスプレーを使い、世界の名画を引用した絵画など、美術作品の価値を問う作品を発表してきたMADSAKI。5月19日から始まる個展で自身の愛妻をモチーフとした新作を発表する作家に、制作の背景や、活動を貫く「ストーリー」を聞いた。

19世紀後半、ヨーロッパで起こった「ジャポニスム」と呼ばれる現象に、大きな影響を与えた画家・葛飾北斎。西洋近代芸術の展開を、北斎が与えた影響という観点から見る、世界初の展覧会が国立西洋美術館で開催される。会期は10月21日〜2018年1月28日。

多岐にわたる分野で活動する加納光於の版画を中心とする個展が、福島のCCGA現代グラフィックアートセンターで行われる。会期は2017年6月17日〜9月10日。

6月10日から「珠玉の現代陶芸 マダム菊池のコレクション」展が菊池寛実記念 智美術館にて開催。菊池智の審美眼によって集められた陶芸作品から約60点が展示される。

2006年にスタートした新進アーティストの活動を応援する公募展「shiseido art egg」(シセイドウ アートエッグ)が今年、11回目の開催を迎える。今年選出された吉田志穂、沖潤子、菅亮平の3名はそれぞれどのような表現でこの展覧会に挑むのか。連続インタビューの第一弾では6月2日から個展を開催する吉田志穂に迫る。

写真家 ライアン・マッギンレーの責任編集による、カルティエのためのアートブック『”With Nail & I” edited by Ryan Mcginley for Cartier_ Juste un Clou』が5月31日に刊行される。

完璧な容姿をもつオリエント工業のラブドール。時代の最先端を行くその造形は、世界で高く評価されている。そんなラブドールに光を当てた篠山紀信の写真集『LOVE DOLL×SHINOYAMA KISHIN』が、小学館から刊行されている。

第15回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載の第15回は、沖縄そば屋で絶叫マシーンをつくり続ける、仲宗根宗順を紹介する。

現代美術のみならず、伝統芸能の分野でも活動する杉本博司が手がける「小田原文化財団 江之浦測候所」が10月9日に小田原市に誕生する。このオープンを前に、杉本自身が登壇する記者会見が東京・三鷹の国立天文台で行われた。

イムラアートギャラリー京都で、40年以上にわたり日本美術を牽引してきた木村秀樹と堀尾貞治の二人展が開催される。会期は2017年6月30日〜7月29日。

絵画やオブジェのようにデジタルアートを部屋に飾ることができる新しいカテゴリーのインテリア・デバイス「F R A M E D *」(フレイムド)が2017年に全世界でローンチ。代官山 蔦屋書店で先行発売のフェアが行われている。

第3回
西洋の影響を受けて、額装が広まっていった近代日本。展示方法の一つである「額縁」「インスタレーション」について、哲学者ジョルジョ・アガンベンが論じた光背(オリオール)と関連づけながら、長谷川独自の切り口で再考する。

蛍光塗料やブラックライトを用いたペインティングやインスタレーションを制作するアーティスト・Houxo Queが、京都のARTZONEで関西初の個展を開催。会期は6月10日〜25日。

急成長する上海のアートシーンに新たに誕生した、新たなアートスポット「フォースン財団」。ここで中国初の個展を開催中のイギリスを代表するアーティスト、ジュリアン・オピーに、新スポットの魅力と進展を続ける自身の作品について聞いた。