玉山拓郎と平田尚也による展覧会「I FEEL FOR YOU」が天王洲・T-PASSAGEで開催。ふたりが生み出す展示空間とは?
これまで天王洲キャナルイースト各所を舞台に行われてきた、寺田倉庫によるアートプロジェクト「TOKYO CANAL LINKS」。その第12回として、玉山拓郎と平田尚也による2人展「I FEEL FOR YOU」がT-PASSAGEで開催される。会期は6月28日〜7月26日。
これまで天王洲キャナルイースト各所を舞台に行われてきた、寺田倉庫によるアートプロジェクト「TOKYO CANAL LINKS」。その第12回として、玉山拓郎と平田尚也による2人展「I FEEL FOR YOU」がT-PASSAGEで開催される。会期は6月28日〜7月26日。
ラグジュアリー レザーブランド・ロエベによる「ロエベ財団」が2016年から毎年行っている「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」。その3回目となるロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2019が、東京・赤坂の草月会館にあるイサム・ノグチ作の石庭「天国」で開幕した。これまででもっとも日本人応募者が多かったという今回は、京都をベースに活動する石塚源太が大賞に輝いた。
KAWSの代表的なキャラクター、「コンパニオン」の巨大版が世界中を旅するプロジェクト「KAWS: HOLIDAY」が日本に初上陸する。7月18日〜24日には、富士山の麓に全長 40メートルの寝そべる「コンパニオン」が展示され、自然とKAWSの作品とともにキャンプすることもできる。
コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)が、今年12月にウィーン国立歌劇場で上演される150周年記念公演オペラ『オルランド』で舞台衣装を手がけることがわかった。川久保玲を含め、作曲、演出などもすべて女性が指揮を執る、オペラの世界では珍しい試みとなる。
東京・谷中に位置する寺院「全⽣庵」で、落語中興の祖・三遊亭圓朝が遺した幽霊画コレクションを一挙に紹介する展覧会「幽霊画展」が開催される。本展では展示のほか、マンガ家や落語家を迎えたイベントも開催。会期は8月1日〜31日。
今年で17回目となる、ホテルを会場にしたアートフェア「ART OSAKA 2019」が、ホテルグランヴィア大阪の26階で開催される。開催期間は7月6日〜7日。
東京生まれのイギリス人アーティスト、ニコラス・ハットフルのアジア初となる個展「Thermals of the Heart―こころの温度」が東京・銀座のTHE CLUBで開催される。本展では新作の絵画14点を紹介。会期は6月29日~8月24日。
竹橋の東京国立近代美術館は、近代日本画の巨匠・鏑木清方の幻の作品とされてきた3作品を新たに収蔵。11月1日より特別公開すると発表した。
神奈川・箱根のポーラ美術館が、8月10日からスタートする展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」にあわせ、中学生以下の入館料を700円から無料へ変更することを発表。また8月19日〜25日には「夏のこどもウィーク」と題して様々なイベントも行われる。
国内外で活躍する写真家・伊丹豪の個展「ENTAILMENTS JOURNEY」が、東京・南青山のアニエスベー ギャラリー ブティックで開催されている。展覧会タイトルは1971年に出版された荒木経惟の写真集『センチメンタルな旅』のアナグラムであり、本展を通して伊丹は、当時の荒木の「私写真家」宣言がもたらした国内の写真の流れなどを含めて現代社会や撮影行為そのものを問い、「私」についての考察を深めるもの。会期は7月21日まで。
ニュー・ジャーマン・シネマの旗手、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが監督を務めた全14話・14時間58分におよぶテレビ映画『ベルリン・アレクサンダー広場』。本作の国内上映権が終了することを受け、アップリンク吉祥寺が日本最終上映を行う。上映期間は7月13日〜26日。
「もの派」の主要メンバーとして活動し、以降50年以上にわたって一貫した思考で制作活動を続けてきた菅木志雄の個展「測られた区体」が、東京・六本木の小山登美夫ギャラリーで開催。本展で菅は、平面と立体のあいだに新たな構造をつくり出す最新作を発表している。会期は6月22日〜7月20日。
第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞し、2019年の「サーペンタイン・パビリオン」のデザインを手がけた日本人の建築家・石上純也。その中国初個展「石上純也―FREEING ARCHITECTURE」が、7月18日より上海当代芸術博物館で開催される。会期は10月7日まで。
丹羽良徳の個展「想像したはずの共同体」が、東京・清澄白河のSatoko Oe Contemporaryで開催される。本展では、2020年に迫る東京オリンピックをめぐるフェイクドキュメンタリーを中心とした作品群を発表。会期は7月24日〜8月9日(前期)、8月25日〜9月6日(後期)。
常温で昇華するナフタリンなどを素材に「変化」を表現してきたアーティスト・宮永愛子。その個展「漕法」が、瀬戸内国際芸術祭2019の参加展覧会として香川・高松市美術館で開催される。会期は7月17日〜9月1日。
『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』など数々の代表作で知られるマンガ家・永井豪。1967年にデビューした永井の画業50年突破を記念する展覧会「画業50年“突破”記念 永井GO展」が、石川県立歴史博物館(7月20日〜8月25日)に巡回の後、上野の森美術館(9月14日〜29日)で開催される。
メガギャラリーとして知られているハウザー&ワースが、2020年にスペイン・メノルカ島のマホン港にある「Isla del Rey(国王の島)」にアートセンター「ハウザー&ワース・メノルカ」を開設する。展示スペース、庭園、ギャラリーショップ、レストランなどで構成されるこのセンターでは、コミッションプロジェクトや展覧会、教育プログラムなどが行われる。
今週スタートした展覧会と6月23日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。
遊び心あふれる形状を色鮮やかなキャンバスに包むアーティスト、ジョシュ・スパーリングの日本初個展「Summertime」が、六本木のペロタン東京で開催される。会期は7月3日〜8月10日。
ヘアメイクアップアーティスト・計良宏文を取り上げた展覧会「MAY I START? 計良宏文の越境するヘアメイク」が、埼玉県立近代美術館で開催される。本展ではファッションブランド・MIKIO SAKABEを率いるデザイナー坂部三樹郎と制作したインスタレーションを軸に、広告の仕事から森村泰昌や蜷川実花、文楽人形とのコラボレーションまで、ヘアメイクの可能性に迫る。会期は7月6日〜9月1日。